香典や地元の行事に参加した際の祝儀など合わせておよそ80万円分の違法な寄付をしていたとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴された菅原一秀元経済産業大臣について、東京簡易裁判所は、罰金40万円、公民権停止は3年とする略式命令を出しました。 略式命令を受けたのは、東京9区選出の自民党の衆議院議員だった菅原一秀元経済産業大臣(59)です。 東京地検特捜部は去年6月、菅原元大臣がみずから弔問しない形での香典や枕花合わせて30万円分を寄付していたことを認定したうえで起訴猶予にしました。 しかし、東京第4検察審査会がことし2月に「国会議員はクリーンであってほしいという国民の切なる願いにも十分配慮すべきだ」などとして「起訴すべきだ」と議決し、特捜部は再捜査の結果、菅原元大臣が香典や地元の行事に参加した際の祝儀など合わせておよそ80万円分の違法な寄付をしていたとして略式起訴していました。 これを受けて、東京
菅原一秀元経済産業大臣が、香典や地元の行事に参加した際の祝儀など合わせておよそ80万円分の違法な寄付をしていたとして、東京地検特捜部は公職選挙法違反の罪で略式起訴しました。菅原元大臣は今月3日に衆議院議員を辞職していますが、罰金刑が確定すれば原則として公民権停止となり、その間の選挙に立候補できなくなります。 略式起訴されたのは、東京9区選出の自民党の衆議院議員だった菅原一秀元経済産業大臣(59)です。 東京地検特捜部によりますと、菅原元大臣はおととし10月までの1年半の間に、71回にわたって選挙区内の33の団体と26人に対し、香典や祝儀などとして現金合わせて53万円と、枕花などの生花20個=27万円相当の違法な寄付をしていたとして公職選挙法違反の罪に問われています。 特捜部は去年6月、菅原元大臣がみずから弔問しない形での香典や枕花合わせて30万円分を寄付していたことを認定したうえで起訴猶予
自民党の菅原一秀 元経済産業大臣は、選挙区内で現金を提供したなどとして、東京地検特捜部が公職選挙法違反の疑いで捜査を進めていることを受けて、1日、衆議院に議員辞職願を提出しました。 自民党の菅原一秀 元経済産業大臣は、選挙区内の有権者に秘書が香典などを渡していたとして公職選挙法違反の疑いで刑事告発され、去年6月に起訴猶予となりましたが、東京の検察審査会は、ことし2月に「起訴すべきだ」と議決しました。 関係者によりますと、菅原氏は、香典などのほかにも地域の行事に参加した際に数千円程度の現金を行事の主催者などに提供するケースがあったということで、東京地検特捜部は、菅原氏に改めて任意で事情を聴くなど捜査を進めています。 菅原氏は、こうした事態を招いた責任を取りたいとして、1日午後7時すぎ、代理人を通じて、衆議院に議員辞職願を提出しました。 また、菅原氏は、自民党に離党届も提出しました。 菅原氏は
自民党の菅原一秀・前経済産業相(59)が近く、離党する調整を始めた。複数の党関係者が31日、明らかにした。菅原氏が選挙区内の祭りなどで住民らに現金を配った疑いが新たに浮上し、東京地検特捜部から任意で事情聴取されたことを受けた措置とみられる。 菅原氏を巡っては、特捜部の捜査で2017~19年、選挙区内の有権者延べ27人の親…
公選法違反疑惑で大臣を辞任後、有権者への説明責任を果たさないまま選挙区内(東京都第9区・練馬区)で駅頭活動を再開している菅原一秀前経産相。前稿では、直撃に逆ギレした代議士が筆者の取材を「脅迫」「嫌がらせ」と非難していたことを報じた。前回の直当て取材の3日後、別の駅頭場所で追及を受けた前経産大臣は、筆者の居住地区などの個人情報を何度も執拗に連呼した上で脅迫とも取れる言葉を発するなど、およそ公人とは思えぬ反応を見せた。 昨年、菅原議員への取材の過程では筆者の自宅周辺に探偵事務所の調査員と思しき不審者が出没。その後、探偵社と繋がりのあるメディアが筆者を非難し菅原議員を擁護する記事を掲載。そして経産相辞任後、”香典持参秘書”について「探偵みたいなのを雇って調べさせた」と菅原議員が吹聴していたことが判った。この奇妙な符号を検証する。 〈参照:HBOL|菅原一秀衆院議員、駅頭演説への直撃取材に、説明責
菅義偉新総理総裁の側近議員が、疑惑を追及するジャーナリストの取材を「脅迫」「嫌がらせ」と呼び、刑事告訴を仄めかしている。昨年6月にも、取材の申し入れのために地元事務所を訪れた取材者を虚偽の建造物侵入で刑事告訴した”前科”のあるこの代議士。最高権力者となった菅氏の威を借りて、早速、圧力をかけてきた格好だ。 その代議士とは、公選法違反疑惑で昨年10月に経産相を辞任した菅原一秀衆院議員だ。説明責任を果たさないまま、元公設秘書に責任を擦り付けて不起訴(起訴猶予)となっている。 この菅原議員が自民党新総裁となった菅義偉氏の側近として復権を目論み、駅頭活動を再開していることは前稿で触れた。総裁選翌日の9月15日、いくつかの駅をチェックした後、7時半過ぎに西武池袋線大泉学園駅改札脇のデッキで駅頭を行う菅原議員を発見。 大泉学園駅周辺には菅原議員の有力後援者が数多く在住している。菅原は自民党総裁選を制した
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