【東京】講談社の漫画誌「モーニング」に掲載された「社外取締役 島耕作」で、沖縄県名護市辺野古の新基地建設への抗議者が「日当」をもらっているなどと描かれた問題を巡り、同誌編集部は31日発売号に「より深い協議を作者と重ね、再発防止に努める」とのコメントを掲載した。 編集部は「今回の問題を踏まえ、今後の漫画作品内の表現において、編集部内に限らず他部署とも一層知見を共有する体制を作る」と強調し、再発防止に言及している。 21日に公式ホームページ(HP)で発表した作者・弘兼憲史さんと連名のおわび文も、同日発売号に載せている。 編集部の新たなコメントは、すでに発表しているHPのおわび文にも追記された。 21日発表のおわび文では「新基地建設反対派のアルバイトがある」という当事者に確認していない伝聞を「そのまま掲載した」と説明。 「フィクションとはいえ軽率な判断だったと言わざるを得ない。読者の皆さまにおわ