エルサレムとテルアビブで「今すぐ投獄せよ」 回答者の76%が退陣を望んでいるという世論調査も イスラエルで4日(現地時間)、ガザ地区の武装勢力ハマスとの戦争で超強硬対応を貫いているベンヤミン・ネタニヤフ首相の退陣を求めるデモが行われた。同日公開されたある世論調査では、76%がネタニヤフ首相の退陣を望んでいるという結果が出るなど、ネタニヤフ首相は国内でますます窮地に追い込まれている。 エルサレムの首相官邸前で同日、数百人のデモ隊がイスラエル国旗を持って「(ネタニヤフ首相を)直ちに投獄せよ」というスローガンを叫びながら警察と対峙した。ロイター通信などが報じた。警察がデモ隊の首相官邸への接近を阻止したことで、デモ隊と警察のもみ合いも起きた。デモに参加した市民、ネタ・チンさんは「彼ら(政府)は我々を裏切った。ネタニヤフを排除する投票を望んでいる。このデモが続き、さらに大きくなることを願う」と述べた