河野太郎デジタル相は20日の閣議後会見で、マイナ保険証を巡って7割の医療機関でトラブルがあったとする医療団体の調査について、「保険証残せというようなアンケートは百害あって一利なし」と述べた。
政治的迫害を逃れて来日し、日本での在留資格を求め、国を相手に裁判を続けているスリランカ人男性が埼玉県川口市内で講演した。日本人の妻と結婚してすでに8年。だが難民申請は不許可となり、3度も入管施設に収容された。男性は「日本で家族と仲良く暮らしたい」と訴える。東京地裁での判決は10月31日。(出田阿生) 講演会は市民団体「外国人とともに未来を・埼玉の会」(川口市)が11日に開催。外国人を支援する人権活動家の織田朝日さんとの対話形式で進められた。 男性は、戸田市で暮らすナヴィーンさん(43)。反体制派の政党を支持したことで暴行を受けて身の危険を感じ、22歳で来日。「子どもの時からNHKドラマ『おしん』が大好きで、日本にあこがれていた」。ところが、通っていた日本語学校が倒産。ビザが失効して超過滞在となったが祖国には戻れず、2013年から17年にかけて3回、入管施設に収容された。 ナヴィーンさんは来
埼玉県川口市周辺で暮らすクルド人に向けたヘイトスピーチを巡り、日弁連が26日夜、東京都内で緊急集会を開いた。オンラインを含めて約350人が傍聴。クルド人や支援者らが登壇し、現状報告した。川口でヘイトスピーチが深刻化する中、現場で立ち向かう人たちは何を訴えたのか。(森本智之)
斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が実施した県職員アンケートの中間結果がまとまり、斎藤氏のパワハラを目撃、経験するなどして「知っている」との回答と「人づてに聞いた」との回答が合わせて4割弱に上ったことが19日、関係者への取材で分かった。 アンケートは全職員約9700人が対象で、締め切りの14日までに約7割から回答があった。5日までに集まった約4500件を中間結果として取りまとめ、23日の百条委後に詳細を公表予定。
保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」の組合員81人が逮捕され、威力業務妨害や恐喝未遂などの罪で66人が起訴された。だが公判段階になり、一部無罪を含め11人の無罪が確定している。労働組合活動に対する恣意(しい)的な法執行や長期間の身体拘束に、関係者や専門家から改めて批判の声が上がっている。(山田祐一郎) 「無罪が確定しても家族が帰ってくるわけではない」。関生支部の武谷新吾副執行委員長(60)が「こちら特報部」の取材につぶやいた。書記次長だった2019年7月、和歌山県警に、他の組合員2人とともに強要未遂と威力業務妨害容疑で逮捕された。生コン事業者の協同組合の事務所で理事長に対し、どなりつけたり謝罪するよう要求したりしたとして起訴され、22年3月の和
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。 大坪市長は2021年の市長選では、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の推薦も受けて当選した人物。一体、何があったのか。(立川支局、デジタル編集部)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く