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2013年7月1日のブックマーク (5件)

  • 分かりにくい業務フロー図があふれる理由

    「モデリングのスキルがないのでクラス図を描けない、と自ら認めるITエンジニアでも、平気で業務フロー図を描いている。だからITの現場には、分かりにくかったり正確でなかったりする業務フロー図があふれる」──。 日経SYSTEMS 7月号特集2「手戻りなし!業務フロー図作成の秘訣」の取材を別の記者と進めるなかで、上流工程担当のベテランエンジニアからこんな話を聞いた。 少し言葉を補うと、クラス図も業務フロー図も、上流工程で作成するモデル図の一種である。このうちクラス図に関しては、その作り方を知らないエンジニアは手を出せないのだという。ここでいう作り方とは、何をクラスとするのか、どのような構造にするのか、関連線の多重度をどうするか──といったこと。そうしたノウハウが十分でないエンジニアはそのことを自覚していて、クラス図を描かない。 ところが業務フロー図は、大まかに言えば、特定の業務を実行する上での人

    分かりにくい業務フロー図があふれる理由
  • システム内製こそ正義、新たな「インソーシング」が始まった

    以前、『「システム内製こそ正義」のたわ言』という一文を私のコラム「極言暴論」で書いた。米国企業と異なり日企業は終身雇用が前提なので、システム開発の山に合わせて技術者を雇用できない。だから何の前提もなくシステム内製の必要性を叫ぶのは、たわ言にすぎない――。そんな話だ。 そして今回は「システム内製こそ正義」という話を書くことにする。なんと節操の無い、と思われるかもしれないが、さにあらず。『「システム内製こそ正義」のたわ言』の最後で、企業のIT部門が内製のための人員を維持できないのはバックオフィス系のシステムに限った話であって、ビジネス直結のシステムではそれは当てはまらないと書いた。 ここで書くのは、そのビジネス直結のシステムの内製についてである。ビジネス直結のシステムとは、ネットマーケティングやEC(電子商取引)、ICカードやスマートフォンを使った販促といったビジネスを支えるシステム、売り上

    システム内製こそ正義、新たな「インソーシング」が始まった
  • 戦略の早期実現は「何にこだわり」「何を捨てるか」で決まる

    世界に先駆け高齢化が進む日が直面する課題は、政府だけ、あるいは一民間企業だけで解決できるものではない。だが、そのアプローチには大きなビジネスチャンスがある。 今、業種を問わず大小さまざまな企業が、この「眠れる巨大市場」で新規プロジェクトを立ち上げている。その成功例が、フィリップスの在宅ケア「緊急通報サービス」だ。介護事業者や病院などと協業し、最新のデバイスやテクノロジーを活用して、高齢者を24時間×356日の体制で見守るこのサービスは、ITの力を最大限に生かし、持続可能なビジネスを成立させることで社会にソリューションを提供するものだ。 こうした戦略事業、新しいビジネスモデルを創造するうえで、すべての出発点は“消費者”である。B2CはもちろんB2Bも最終的に消費者につながる。潜在顧客の動向を見誤れば、ムダなモノ・サービスを大量に生産して収益低下、さらには社会全体のコストを高めてしまうが、逆

    戦略の早期実現は「何にこだわり」「何を捨てるか」で決まる
  • 水道から赤い水が出る!建て替えできない!“限界マンション” が都会に急増している理由

    1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。 人口減少 ニッポンの未来 現在、約1億2800万人と言われる日の人口。しかし、国立社会保障・人口問題研究所では、人口が2030年には1億1522万人、さらに2060年には8674万人になるとの予測が立てられている。どんどん人口が減り、縮んでいく日の社会。いったい私たちの行く手には何が待ち受けているのか?この連載では、これからの時代を担う今の子どもたちに読み聞かせる形式を取りながら、日の未来をいろんな角度から覗いていく。 バックナンバー一覧 日の人口は今

  • アップル「iOS 7 in the car」登場で急加速!激変する米テレマティクス業界の最新現地事情――トヨタ・ホンダ・日産シリコンバレーオフィス独占インタビュー

    アップルは同市街で開催した開発者イベント「WWDC (The Apple World Wide Developers Conference)2013」(6月10~14日)で、自動車向け次世代ソリューション「iOS7 in the car」を初公開した。 これは、同社の音声認識技術「Siri(Speech Interpretation and Recognition Interface)」の精度を上げ、車載器側との連携を強化するもの。今回の発表で「iOS7 in the car」の採用を表明したのは、ホンダ/アキュラ、日産/インフィニティ、メルセデス、シボレー、ヒュンダイ/キア、ボルボ、オペル、ジャガー、そしてフェラーリの12ブランド。同システムの量産車への導入は2014年からとなる。 また、これら12ブランドのなかにはホンダ/アキュラやシボレーなど、すでにモバイル(日でのスマホ)のSir