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2011年8月2日のブックマーク (3件)

  • 「乗り心地が最悪」という常識を打ち破る

    SIM-LEIはタイヤの内部にインホイールモーターを備えたことで、333kmという走行距離を実現できた一方で、タイヤが重くなってしまった。一般にはタイヤまわりが重い車は乗り心地が悪くなるといわれている。この問題をどう解決したのだろうか。 1充電で333kmを走行するために、「SIM-LEI」にはさまざまな技術が詰め込まれている。効率が良く回生能力にも優れたモーターを採用し、車体の空気抵抗を減らしたことなどだ。 だが、無理に走行距離を伸ばそうとすると、快適性や安全性、さらには車体の量産性が悪くなる可能性がある。例えば、大陸横断が可能なレース用ソーラーカーは、燃費という観点では素晴らしい性能を発揮するが、快適性は最悪ともいえる。 第4回では、SIM-LEIのシャーシの設計について触れ、走行距離を伸ばしながら、どのように快適性などの課題を解決したのかを解説する。 インホイールは乗り心地が悪くなる

    「乗り心地が最悪」という常識を打ち破る
  • 2日分の家庭用電力をEVから引き出す

    災害などによる停電に備えて、EVを家庭用の「電源車」として使うための開発が進んでいる。日産自動車はEVから住宅に直接電力を送る取り組みを進めており、2011年度中の販売開始を目指す。「リーフ」から2日分の使用電力を住宅に供給できるという。 災害などによる停電に備えて、EVを家庭用の「電源車」として使うための開発が進んでいる。三菱自動車は、電気炊飯器などに最大1500Wの電力を供給するための電源供給装置の製品化を2011年度中にも目指しており、トヨタ自動車も家電を利用するための機器開発を2012年をメドに進めている。 こうした中、日産自動車は、EVにサービスコンセントなどを設けて家電を直接接続するのではなく、住宅と自動車の間で相互に電力をやりとりする技術開発を優先してきた。これは、「リーフ」に搭載する電池容量が24kWhと大きいためである。一般家庭であれば、2日分の日常使用電力を供給できる容

    2日分の家庭用電力をEVから引き出す
    hareno
    hareno 2011/08/02
    [節電]
  • 国内最大規模の太陽電池工場がフル稼働へ

    イタリア最大の工場や米国最大の工場が立ち上がるなど、太陽電池増産の動きが加速している。国内では、2011年7月にソーラーフロンティアがCIS太陽電池工場の年産規模を900MWまで高めた。 太陽電池の増産が相次いでいる。2011年7月には、3Sun*1)が、イタリア最大の太陽電池工場をシチリア州カターニア市に開所した。2011年下期からSi(シリコン)薄膜太陽電池を年産規模160MWで立ち上げ、2012年には年産480MWまで増強する。生産した太陽電池は欧州や中東、アフリカ市場に向ける。 *1)3Sunは、シャープとイタリアEnel Green Power、スイスSTMicro Electronicsの3社がそれぞれ33.33%ずつ出資した合弁会社である。出力135W、変換効率9.6%のタンデム接合型Si薄膜太陽電池を製造する。 米General Electricは、米国最大の薄膜太陽電池工

    国内最大規模の太陽電池工場がフル稼働へ