今年は湯治の年にすると決めて、まず来てみたかったのが島根県の温泉津。「ゆのつ」と読むとは難読地名ですが、まさに温泉ありきの街です。 最初に訪れたのは2015年でした。 bob0524.hatenablog.com 島根の温泉は車がないと生きにくいところが多いのですが、温泉津温泉はJRの駅から徒歩20分。地元の人には「駅から歩きですか」と感心されましたが、東京に暮らしていると普通に歩きますし、カミーノ(スペイン巡礼)では1日20キロを歩いていたのですから、どうということのない距離です。 宿は「湯るり」。古民家を改装したゲストハウスです。温泉旅館だと食事の量が多すぎて オーナーの近江雅子さんは島根出身で、ご主人が住職で温泉津のお寺を継ぐことになり東京から戻ってきたそうです。 若い人たちによるユニークなお店があちこちにできて、8年前とは温泉津の雰囲気が変わったのは、近江さんの「湯るり」が起爆剤と