ブックマーク / kihiminhamame.hatenablog.com (687)

  • 三つ目横綱 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    みなさまお待ちかね!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 今回から三つ目特集だよ!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 年中行状記 : 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 『化物年中行状記』(十返舎一九作画、寛政八[1796]年刊、黄表紙) ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 十月ハ恵比須講相撲《ゑびすかうすもう》とて、勧進大相撲《くわんじんおほすまふ》、晴天十夜の間、日暮れ早々《そう/\》より始まる。 見物 「あの関取ハ一度も化けた事[「負けた事」と掛けた]が無《ね》へ、強い物だ、イヨ」 同 「これ見越殿《みこしどの》、頭《あたま》が高ひ。又、この天狗も羽を窄《すぼ》めていさつせへ」 同 「杵山《きねやま》とハ杵《きね》の化けたのか、強ひ奴の。そして、飛騨川《ひだがは》ハ名を替へたそうだ」 同 「これ、蜜柑《ミかん》の皮を投げまひぞ。忌々《いま/\》しい

    三つ目横綱 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/04/08
    不思議と見つめ横綱の顔を見ても違和感を感じませんでした。何故かしら?三つ目さんを見慣れすぎたのかも知れませんわ。(°▽°)
  • ➉『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」~『桜姫東文章』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    何故、今回、『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」を取り上げることにしたのか。 こちらの、楓屋さんからのコメントがきっかけでした。 徳川宗春の肖像? - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~ 三つ目が傾いていますね~。ネタ。私も探しているのですがありませんねえ~。どうしましょう。ところで、桜姫のお話とかは無理ですか。長いですか。 2022/02/26 19:34 b.hatena.ne.jp ふむふむ、桜姫ねえ。 桜姫といえば、とりあえず、歌舞伎の『桜姫東文章《さくらひめあずまぶんしょう》』[四代目鶴屋南北ほか作、文化十四(一八一七)年初演]が思い浮かんだので、長いので取りあげるつもりはなかったのですが、最初の方をちょっと見て見る事に。 ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 大南北全集. 第8卷 - 国立国会図書

    ➉『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」~『桜姫東文章』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/29
    昨年「桜姫東文章」を歌舞伎で見たので、私は今回拝読しながら手が開いたら…生まれ変わり…の展開かと思いました。桜姫の方が後の作品だったのですね。(^O^)勉強になりますした❣️((o(^∇^)o))
  • ⑨『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前回の記事のみなさんからのコメントを拝見しまして、さすがこのブログの読者のみなさん、みなさんの洞察力にいたく感服いたしましたヾ(๑╹◡╹)ノ" 生々しくなるから書かなかったんですけど、そうです、九蔵が玄斎の弟子になったという事は、二人が男色関係になったことを意味しているのです。 親公認の男色関係って、実はそれほど珍しい事ではなかったんですよ。 読者のみなさん、いつもありがとう、これからもよろしくね、大好きです、愛してるよ、チュっヾ(๑╹◡╹)ノ" 「チュっ」は余分だ、オエ~ヾ(๑╹◡╹)ノ" さて、気を取り直しまして、今回はこのお話の挿絵を紹介します、じゃんヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション これは、佐左衛門がお殿様に越後に帰る報告をする場面でしょうか、それとも帰っ

    ⑨『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/25
    なるほど、やはり親公認なんですね。それにしても。骸骨が何気に可愛いです(°▽°)生前の鹿之助はやはり美少年だったのですね〜。😅
  • ⑧『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    続きでございます、九蔵の左手の中には???ヾ(๑╹◡╹)ノ" 下の方に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 「夫婦《ふうふ》の人の歎《なげ》き、親の身にては断」と少人の手を見れば、不思議や、十三年が其の間、終《つい》に開かぬ手を開けば、親立《おやたち》も玄斎《げんさい》も「是ハ/\」と驚き、立ち寄り手の内を見れば、少《ちひ》さき紙《かミ》に一首の哥を書き付けぬ。 「無き人も今ハ仏に成りけらし 名のミ残《のこ》りて苔《こけ》の下露《したつゆ》」[「苔の下[墓の下]」と「下露[草木の露]」を掛けてつなげた] 玄斎、是に気の付きて文字に直《なお》して見れバ、高野山にて切り付けたる、 「無人今成仏《むにんこんじやうぶつ》 名残苔下露《めいざん

    ⑧『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/22
    やはり生まれ変わりだったのですね。しかし、この場合は弟子にしたら…ちょっと危険じゃないかしら。師匠に襲われたら…。親はそれでもいいのかしら。(^○^)あれこれ考えてしまいましたわ。
  • ⑦『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    行き当たりばったりで書いてるので、見事にペース配分をミスって、今回はちょっと短めになってしまいました、テヘペロヾ(๑╹◡╹)ノ" 下の方に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 「さればこそ、是《こ》の九蔵《くぞう》は、近頃、一国の若衆と、牛《うし》使いの三平、あの口汚き男さへ、昨日も今日と褒《ほ》めけるが、されども、何たる業因《ごういん》にや、生まれし時より今日まで、左《ひだり》の手を開かず、色〻 療治《れうぢ》も尽くし、惣堂《そうだう》のお坊《ぼん》に頼ミ、祈祷《きたう》まで致せども、更に印《しるし》も無く、人の褒むるに付けても、此の事の悲しさ」と、 【現代語訳】 「その通り、この九蔵《くぞう》は、近頃は、「国で一番の若衆」と、あの

    ⑦『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/21
    その手を開くと…ゆかりの品がポロリ…と言う歌舞伎にあるような展開かしら⁉️(^O^)私は右側の写真が「左」だと思います。「左」の方が「エ」の部分がデカく上に跳ね上がってるような気がしますわ。(^。^)
  • ⑥『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    続きです、鹿之助の三回忌を終えると、佐左衛門は高野山を下ります。 下の方に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 明け暮れ念仏 怠《をこた》らず、三囬忌《さんくわいき》の吊《とぶら》ひして、夫《そ》れより高野山を立ち出で、何処《いずく》とも無く惑ひ歩《あり》き、遙《はる》かに年隔《としへだ》て、近江の国 信楽《しがらき》と云ふ所、村にても何がしと見えし家に宿借りしが、亭主は六十に近き男、所柄とて、花色小紋の袷《あはせ》、同じ小紋の丸頭巾《まるづきん》、確か袷の切れと札《ふだ》付けぬばかり、口には言はねど可笑《おか》し。 納戸《なんど》の方に息子と見えて、十二三なる少人、机《つくえ》に掛ゝりて手習ひするに、其の手跡《しゅせき》の美しさ、「

    ⑥『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/19
    え、え、え…。もしや生まれ変わりでしょうか⁉️これは運命なのでしょうか‼️((o(^∇^)o))
  • ⑤『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    続きです、さて、佐左衛門は鹿之助が亡くなったことを知らずにお殿様に挨拶にいきますが? 初めてのみなさま、ちゃんと、下の方に現代語訳と解説がありますのでヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 早朝より身拵《みごしら》へ、登城《とうじやう》して、佐右ヱ門 相果《あいは》てし様子、涙ながらに申しあへれば、大守《たいしゆ》は、「其の方留守の内、鹿之助が死去《しきょ》の事、定め無きは浮世 成《なり》」と涙汲《なみだぐ》みての御挨拶《ごあいさつ》、佐左ヱ門飲ミ込まず、夜前も慥《たし》かに逢ひし由、大守も御不審なされ、鹿之介が部屋へ立ち入り、御覧《ごらん》あれば、仏壇《ぶつだん》には燈《ともしび》幽《かす》かに掲《かゝ》げ、新しき位牌《ゐはい》も常香《じやうかう》の煙《けぶ

    ⑤『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/17
    鹿之助の菩提を弔って仏門に入り、これでお話はおしまいと思うのですが…これから…もしかしたら本格的BLホラー(こんなジャンルあったっけ?)になるのでしょうか?(^。^)
  • ④『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    続きです、さて、鹿之助はどうしていたのでしょうか? 初めてのみなさま、ちゃんと、下の方に現代語訳と解説がありますのでヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 されば、鹿之介は明《あ》け暮《く》れ佐左ヱ門別れを悲しび、 「今日《けふ》よ、明日よ」 と待てども、弥生の頃まで帰らぬ人を待ち侘《わ》び、何時《いつ》となく煩《わづら》ひ出《だ》し、次第に氣力も衰《をとろ》へ、陽炎《ひなた》の氷、水の哀れと消《き》えしを、佐左ヱ門は夢にも知らず、美濃路《みのぢ》を過ぎて、近江《あふミ》と聞くも嬉しく、 「頓而《やがて》君に粟田口《あはたぐち》[「君に逢《あ》ふ」「粟田口《あはたぐち》」をかけた]も近《ちか》し」 と、急ぐ心の入相《いりあひ》頃[「心の入る」と「入相《いりあひ

    ④『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/16
    かわいそうな鹿之助。亡くなっても会いたかったのね…(^。^)
  • ③『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『男色子鑑』巻四の一「縁は朽ちせぬ二世の契り」の続きですヾ(๑╹◡╹)ノ" ちゃんと、下の方に現代語訳と解説がありますよヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 遥々《はる/゛\》の道中、「雪吹《ふぶき》の為《ため》の𤋎大豆《いりまめ》に花は咲くとも、親仁の氣色は寒の開き前、浮雲《あぶなし》」と急ぐ心に里人の雪舟《そり》引く形《なり》も余所《よそ》に見なし、日数程経て行《ゆ》き着《つ》けば、「悲《かな》しや、三日前に㝡早《もはや》親仁様はあの世の風が誘ひました」と聞くより、はつと胸《むね》迫り、「迚《とて》も逢《あ》ひ見ぬ物ならば、下るまい物、離《はな》れ難《がた》き中を生《い》き別《わか》れにし、遙〻《はる/゛\》の憂《う》き難所《なんしよ》凌《しの》ぎ来る

    ③『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/16
    間に合わなかったのは気の毒…。確かに列車で行くのとは訳が違うから、時間かかるし山道で草臥れるし…。鹿之助は大人しく京都で待っていたのでしょうか?ちょっと気になります。(^O^)
  • ②『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    八左衛門作『男色子鑑《なんしょくこかがみ》』(元禄六[一六九三]年刊)巻四の一「縁は朽ちせぬ二世の契り」の続きですヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 されど、小姓《こしやう》吉崎鹿之助《よしざきしかのすけ》とは心の底《そこ》の人知れぬ中、佐左ヱ門は萬事 花車《きやしや》なる仕出し、一家中にても風流男《ヤさおとこ》、鹿之助より状付けて、世間に稀《まれ》なる衆道《しゆだう》、「己程《をれほど》果報《くわほう》な者は有らじ」と、吾《われ》ながら嬉敷《うれしく》、一日 逢《あ》はねば、千年も疎《うと》き心地、此度の国帰り、鹿之助が歎《なげ》きに、佐左ヱ門も当惑《たうわく》して、「脆《もろ》き涙の水離《みずばな》れは、いつでもこんな物じや」と、やう/\[漸う]に

    ②『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/14
    鹿之助が出奔して追いかけてきたりして…ちょっとした騒ぎになりそうですわ。(^O^)
  • ①『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回から、山八左衛門作『男色子鑑《なんしょくこかがみ》』(元禄六[一六九三]年刊)巻四の一「縁は朽ちせぬ二世の契り」を読むことにします。 何でこの話を読むことにしたかは、最後に改めて言いますね。 『男色子鑑』はタイトルで分かるように、井原西鶴の『男色大鑑』に便乗して出された作品です。 『男色子鑑』の作者が九二軒鱗長《きゅうじけんりんちょう》と間違って紹介されていることがよくありますが、九二軒鱗長は、『男色子鑑』の改題改修増補の『和国小性形気《わこくこしょうかたぎ》』の作者です。 ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 『男色子鑑《なんしょくこかがみ》』巻之四 「縁《ゑん》は朽《く》ちせぬ二世の契り」 付けタリ 生きながらふ灵供《れうぐ》の飯《いひ》 弟子に貰ふて玄斎《げんさ

    ①『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/13
    最後まで読んだ方が良かったのではないか?ふと思いました。(^O^)
  • 鶴字法度!その時、井原西鶴は? - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回も小ネタをヾ(๑╹◡╹)ノ" 徳川綱吉といえば天下の悪法(最近は評価が変わってきています)の生類憐みの令を出したことで有名ですが、綱吉の悪法には鶴字法度《かくじはっと》というものもあります。 鶴字法度とは、貞享五(一六八八)年に出された、綱吉が娘の鶴姫を溺愛するあまり、庶民が名前に「鶴」の字を使う事を禁じた法令です。 このブログによく登場する浮世草子作家井原西鶴は綱吉と同時代の人です。 はい、思いっきり名前に「鶴」を使ってしまっています。 さて、鶴字法度が出されてしまい、西鶴はどうしたでしょうか? シンキングタイム!!! 正解は、どん! 新可笑記 5巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション 『新可笑記』[元祿元(一六八八)年刊]より 「西鵬《さいほう》」に改名したでしたヾ(๑╹◡╹)ノ" ただ、元禄五(一六九二)年刊の『世間胸算用』では、名前がもう西鶴に戻っているので、鶴字

    鶴字法度!その時、井原西鶴は? - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/03/04
    4年間だけ「西鵬」だったのですねwww😃音の響きはサイカクの方がキレがいいのですが、サイホウだとお坊さんみたいですわ。(^O^)
  • 首と玉ヾ(๑╹◡╹)ノ" - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前回のろくろ首の記事、みなさんの反応が思いのほか良かったのでビックリしました(笑) kihiminhamame.hatenablog.com 紹介してくださいましたヾ(๑╹◡╹)ノ" 46taishokusita.hatenablog.com このお話が収録されている『化物年中行状記』、まだあんまり紹介されていない作品みたいなんで、リクエストが多かったら、読み始めるかもしれませんし、読まないかもしれません(笑) もちろん、ろくろ首の子どもの遊びのお話はこのページだけで、続きはありません。 だから、ちぎれた首はちぎれたままです(笑) その代わりと言っては何ですが、『化物年中行状記』と同じ十返舎一九の作品の『信有奇怪会《たのみありばけもののまじわり》』の、江戸の絵の中でも屈指のスプラッタシーンをご覧くださいヾ(๑╹◡╹)ノ" 信有奇怪会 - 国立国会図書館デジタルコレクション ろくろ首が坂田

    首と玉ヾ(๑╹◡╹)ノ" - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/02/11
    自分で自分の首を噛み切る…‼️その噛み切っているところを想像すると((((;゚Д゚)))))))なかなかホラーですわね。(^O^)
  • ろくろ首の子どもの新春の遊びヾ(๑╹◡╹)ノ" - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    そういえば、今年は正月らしい記事を書かなかったなと思いまして、今回は今更ながら新春っぽいのをヾ(๑╹◡╹)ノ" 以前、豆腐小僧大集合の記事で紹介した、『化物年中行状記』(十返舎一九作画、寛政八[1796]年刊、黄表紙)の豆腐小僧の類似妖怪が登場するページをヾ(๑╹◡╹)ノ" kihiminhamame.hatenablog.com ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 年中行状記 : 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像は拡大できます。 【原文】 轆轤首《ろくろくび》の子供は、小さい時より人間の子が凧を揚げる如く、己《うぬ》が首を段/\伸ばし習ふ事有り。 女の子供ハ手毬《てまり》の代わりに火の玉を突いて遊ぶ。 皆、春先の子供の遊びなり。 「姉《あね》さん、俺等《おいら》もあんなに首が伸ばしたい」 「まだ手前《てめへ》達やァ小さ

    ろくろ首の子どもの新春の遊びヾ(๑╹◡╹)ノ" - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/02/08
    すご〜い‼️ろくろ首も小さい頃からの日頃の鍛錬があってのろくろ首なんですね。大人のろくろ首は熟練の技術ですのね。((o(^∇^)o))
  • 上野公園 ~『金草鞋』番外編~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『金草鞋』に登場した上野東叡山寛永寺。 当時の寛永寺の境内は、現在はほぼ上野公園の敷地になっています。 私は上野公園には2009年8月と2016年8月の二回訪れています。 そこで、江戸切絵図に書かれた寛永寺の建物の中で、現在も面影をとどめているものを、写真とともに紹介したいと思います。 〔江戸切絵図〕 - 国立国会図書館デジタルコレクション ちなみに、『金草鞋』の挿絵で描かれているのは、黒門・吉祥閣・中堂ですかね。 金草鞋. 1編 - 国立国会図書館デジタルコレクション 諸国道中金の草鞋. 1 - 国立国会図書館デジタルコレクション 寛永寺はかなり縮小されたものの、現在も上野公園の北に存在します。 今の寛永寺の写真、こんなのしか撮ってませんでした、すいません。 (2009年) ①慈眼堂(開山堂・両大師堂) 慈眼大師とは、天海僧正のことです。 『金草鞋』で酔っ払いがケンカしていたのは、この建

    上野公園 ~『金草鞋』番外編~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/02/01
    上野公園は地元です。よく行くのですが大仏、鐘楼堂、稲荷の方は横に見ながら足早に京成の駅の方へ抜けていくのでイマイチ印象にありません。今度行ったらしっかりみてきます。タマつきのメスとは(^○^)
  • 不忍弁天 ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 金草鞋. 1編 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像は拡大できます。 【原文】 上野の御山内《ごさんない》、残らず拝見し、それよりすぐに不忍《しのばず》の弁天へ参る。 狂「爰《ここ》さあハ 女神《おんながみ》とて 弁天の 前にでつかい 蓮池《はすいけ》がある」 此の境内《けいだい》を悉《こと/゛\》く参り、広前《ひろまへ》の絵馬に蛇《くちなわ》のぬたくり居たる絵を見つけて、 狂「おつかない 弁天様が 蛇ならバ 裏返《うらがへ》る[「蛙」と掛けた。「オラ帰る」とも掛けたか]べい ぴよこり/\と」 参詣 「物の理屈と言ふ物ハ、良くした物だ。 男が手足をぐつと広げて伸ばした所を大の字と言ふが、大の字でハ無い。 金玉と言ふ物が有るから、男ハ太の字、大の字と言ふのは女の事だ。 その女の大の字に、頭《つむり

    不忍弁天 ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/01/25
    太の字でも良いし、木の字でも良いですわ。女子なので大の字ですから。(^O^)私はこのシリーズ楽しいですのよ。(^。^)
  • 東叡山 ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    【左右ページ全体】 【右ページ詳細】 【左ページ詳細】 ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 金草鞋. 1編 - 国立国会図書館デジタルコレクション 諸国道中金の草鞋. 1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像は拡大できます。 ※落書きが酷かったので、可能な限り修正しています。 【原文】 湯島の女坂を下りて、下谷仲町《したやなかてう》の通りを広小路へ出たるに、往来殊に賑ハしく、すぐに上野ゝ御山内に入りて拝見し、「誠に結構」言ふばかり無く、畏《おそ》れ拝ミて、肝を潰し、 狂「上野さあ 見べい/\と おつぴらく 目眼《まめなこ》さあの 魂消《たまげ》申した」 大師の前にて、殊の外、酒に酔《ゑ》ひたる人、往来の者と喧嘩を始めたるに、延高驚き、「逃ぐる」とて、 狂「ちやがれ[下がれ?]はあ かしやしや[鍛冶屋じゃ?] 酒の酔つ払ひ 大師《だ

    東叡山 ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/01/23
    月岡芳年にそんなエピソードがあったんですね‼️この辺、割と近くなんで出掛けてみたいな。😁
  • 湯島天神② ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    はい、『金草鞋』湯島天神の続きですヾ(๑╹◡╹)ノ" 【左右ページ全体】 【左ページ詳細】 ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 金草鞋. 1編 - 国立国会図書館デジタルコレクション 諸国道中金の草鞋. 1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像は拡大できます。 ※落書きが酷かったので、可能な限り修正しています。 【原文】 千久羅 「見なさろ/\、向かふから出来たァ、御御《おごう》か童《わらし》か御洒落《おしやらく》さあでもなかんべい。 女だァか、男だァか、分から無い者《もん》が、出来たァ。 何《あん》だんべい、儂《わし》、聞いて見るべいか。 モイ/\、ちくと物さあ問ひますべい。 童《わらし》ハ、男だァか、女だァか、何《あん》で御座りヤす。 何《あに》、陰間《かげま》だァ。 陰間たァ、何《あん》の事《こん》だんべい。 放題《ほうだい

    湯島天神② ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/01/14
    陰間とはそういう人でしたか。興味深い資料も拝見できて勉強になりました。役者と売色は密接ですわね。やはりこの手の遊びはお金がかかるんですね。(^O^)
  • 湯島天神① ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    はい、『金草鞋』、再開ですヾ(๑╹◡╹)ノ" 【左右ページ全体】 【右ページ詳細】 ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 金草鞋. 1編 - 国立国会図書館デジタルコレクション 諸国道中金の草鞋. 1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像は拡大できます。 ※落書きが酷かったので、可能な限り修正しています。 【原文】 神田の明神の裏門より出て、左の方《かた》、恋坂《つまごひざか》を上りて、真っ直ぐに、湯島の天神へ参詣する。 此の所も、市中一面に見下ろし、隅田川《すミだがは》を向かふに眺めて、風景また言わん方《かた》無し。 狂「賽銭《さいセん》を 上げねば 時平《じへい》奴《やつ》だァと 天神《てんじん》様が 腹サ立つべい」 「今朝から、はあ、膝株《ひざかぶ》のしヤくり/\する程歩いたんべいが、このの内じヤ、まだ作者めが何《あに》も

    湯島天神① ~『金草鞋』初編中巻~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/01/07
    10キロ歩いたら何か食べたいですわ。神田明神から湯島天神まで私も歩いてみようかな❣️😃
  • 新年のご挨拶ヾ(๑╹◡╹)ノ" - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    あけましておめでとうございますヾ(๑╹◡╹)ノ" 年もよろしくお願い申し上げますヾ(๑╹◡╹)ノ" 寅年だから、寅さんのコスプレをしたよヾ(๑╹◡╹)ノ" 方言修行金草鞋(ムダシユギヨウカネノワラジ) (2編) (江戸戯作文庫) 作者:十返舎 一九 河出書房新社 Amazon 方言修行金草鞋(ムダシユギヨウカネノワラジ) (初編) (江戸戯作文庫) 作者:十返舎 一九 河出書房新社 Amazon ◆インフォメーション 西鶴と浮世草子研究〈第2号〉特集・怪異―闇の叫びを追究する 笠間書院 Amazon ※北見花芽の中の人も少しだけ付録CDで担当しています。 ※付録CDに『武太夫物語絵巻』(『稲生物怪録』)が収録されています。 くずし字解読辞典 普及版 東京堂出版 Amazon 北見花芽愛用のくずし字辞典です。 ◆北見花芽のほしい物リストです♪ いただいた商品のレビューはこちら♪ ◆北見花芽

    新年のご挨拶ヾ(๑╹◡╹)ノ" - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    harienikki
    harienikki 2022/01/01
    あけましておめでとうございます⛩🎍🌅本年もよろしくお願い致します。(^O^)