みなさまお待ちかね!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 今回から三つ目特集だよ!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 年中行状記 : 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 『化物年中行状記』(十返舎一九作画、寛政八[1796]年刊、黄表紙) ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 十月ハ恵比須講相撲《ゑびすかうすもう》とて、勧進大相撲《くわんじんおほすまふ》、晴天十夜の間、日暮れ早々《そう/\》より始まる。 見物 「あの関取ハ一度も化けた事[「負けた事」と掛けた]が無《ね》へ、強い物だ、イヨ」 同 「これ見越殿《みこしどの》、頭《あたま》が高ひ。又、この天狗も羽を窄《すぼ》めていさつせへ」 同 「杵山《きねやま》とハ杵《きね》の化けたのか、強ひ奴の。そして、飛騨川《ひだがは》ハ名を替へたそうだ」 同 「これ、蜜柑《ミかん》の皮を投げまひぞ。忌々《いま/\》しい