2人の歩行者をはねて前部が大破した乗用車=6日午後6時14分、東京都千代田区皇居外苑、上田潤撮影 6日午後4時35分ごろ、東京都千代田区皇居外苑の都道(内堀通り)の二重橋前交差点で、中国からの観光客の40代の男性が乗用車にはねられ、全身を強く打って間もなく死亡した。車は歩道に乗り上げ、歩いていた男性(69)もはね、男性は頭を強く打って意識不明の重体。丸の内署は、運転していた東京都港区白金3丁目、会社役員高橋延拓容疑者(24)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。 同署によると、死亡した男性は横断歩道を歩いて渡っていたところを直進してきた車にはねられた。車は左に急ハンドルを切り、車道と歩道の境に置かれた仮設のさくをはね上げ、歩道に乗り上げたという。さくは歩道を歩いていた男性(34)に当たり、男性は両足に軽いけが。 同署は、死亡した男性の身元確認を