民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記載事件で、政治資金規正法違反の罪で起訴された石川知裕(ともひろ)被告(民主党衆院議員、北海道11区)は11日、地元の北海道帯広市で記者会見を行い、小沢氏の監督責任について「不起訴ということになったので、あたらない」と述べた。 会見の詳報は以下の通り。 「民主党離党に関するコメントをさせていただきます。本日午後私、私、石川知裕は、民主党に離党届を提出いたしました。私が書いた離党届を同僚議員に託し、民主党北海道連合会の三井(弁雄)代表に渡してもらいました。保釈後、十勝に戻った際に、民主党第11区総支部、ならびに石川知裕連合後援会のみなさまから、離党も辞職もせずに頑張れと励ましていただき、涙が出る思いでした。31歳でふるさとや日本のために働きたいとの思いで、立起(立候補)してから全力で活動してまいりました。今後も、地
公明党の山口那津男代表は11日、民主党衆院議員の石川知裕被告の離党について談話を発表し「民主党のイメージダウンを免れようとするもので、責任回避行為にほかならない。“トカゲの尻尾切り”では政権政党として資格が疑われる」として、石川議員の辞職勧告決議案の採決を求めた。
石川知裕衆院議員の離党届を受理後、報道陣の質問に答える小沢民主党幹事長=11日夕、東京・永田町の党本部 民主党の小沢一郎幹事長は11日夕、石川知裕衆院議員が離党届を提出したのを受けて、党本部で記者団のぶら下がり取材に応じた。小沢氏は石川議員について「実質的な罪について責任を問われているわけでもない。収支報告書のミスに関して、責任を問われているということだ」と述べ、改めて「形式的なミス」を強調した。 詳報は次の通り。 「えー、先ほどここにおられます三井(弁雄)道連代表が、石川議員の離党届を本人から依頼されて、私のところへ持ってまいりました。えー、ま、本人の決断であり、党をはじめ、みなさんにこれ以上、ご迷惑をかけたくないという気持ちであろうと思いますので、素直に、それを受理をしたというところです」 −−今回、党の方から積極的に処分をする時間は十分あったと思うが、自主的に離党届を待った理由は 「
米領グアムのカマチョ知事は11日、視察に訪れた政府・与党の沖縄基地問題検討委員会の視察団と会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れは困難との認識を伝えた。しかし、社民党の阿部知子政審会長はグアムなどへの移設案を取り下げない考えを強調。5月末までの移設先選定に向けて、作業は再び迷走の兆しをみせている。 「沖縄に過重な負担がかかっているからシェア(共有)していきましょう」 グアム知事公舎で行われた視察団とカマチョ知事との会談の席上、沖縄県選出の下地幹郎・国民新党政調会長はこう訴えた。 カマチョ知事から返ってきたのは、「(沖縄の海兵隊約8000人がグアムに移転する)現行計画を超えた移転は、グアムの受け入れ能力を超える」との答えだった。 本来、訪問は日米合意に基づく在沖縄海兵隊の司令部要員約8000人のグアム移転に関する現状を視察するのが名目だった。視察団はアンダーセン空軍基地、ア
政治資金規正法違反の罪で起訴された石川知裕(ともひろ)被告(民主党衆院議員、北海道11区)が11日、離党届を提出した。これを受理した小沢一郎幹事長は、党による処分の必要性は否定し、無所属となる石川被告の活動を支えるよう北海道連の幹部に指示したが、身内への甘い姿勢には批判が強まりそうだ。今後は、石川被告に対する辞職勧告決議案への対応とともに、小沢氏自身が一連の事件へのけじめをどのようにつけるのかも焦点になりそうだ。 「実質的な罪の責任ではなく、収支報告書の事務的ミスに関して責任を問われている」「私どもから離党などを働きかけるのではない」 11日夕、小沢氏は党本部で記者団に対して、石川被告は“微罪”で起訴されたにすぎないとの認識に基づく強気の発言を繰り返した。 民主党が野党時代に刑事責任を問われた所属議員に対して、離党勧告や除籍(除名)処分をしてきたのとは対照的だ。 離党後も、石川被告を党とし
【ソウル=東岡徹、箱田哲也】岡田克也外相は11日、訪問中のソウルで韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と会談した。会談後の共同記者会見で岡田氏は、今年が韓国併合から100年に当たることについて「併合された側、痛みを覚える側の気持ちを決して忘れてはいけない」と述べた上で、未来志向の関係を目指す考えを強調した。 岡田氏は併合について「韓国の人々にとって、国を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられたことだった」と表明。韓国政府内では岡田氏の発言を「(併合100年という)歴史的な意味を持つ今年にあたり、大きな意味を持つ」と評価する声が出ている。 岡田氏は会見で竹島や歴史教科書などの懸案について「日本には日本の考え方がある」としつつ、「これらの問題が日韓関係全体に悪影響を及ぼすことのないよう日韓両政府が努力していく必要がある」と強調。天皇陛下の訪韓は「諸般の事情を踏まえて、慎重に検討していきた
国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)は11日の福井市内での講演で、政府が今国会に提出を検討している選択的夫婦別姓制度導入を柱とする民法改正案について「家庭の一体感が失われている今、何もばらばらの姓を名乗る必要はない」などと述べ、重ねて反対の考えを表明した。 永住外国人への地方選挙権付与法案についても「永住している方が参政権を行使したいなら、(日本の)国籍を取得すればいい」と否定的な意向を示した。
石川知裕衆院議員の離党届を受理後、報道陣の質問に答える小沢民主党幹事長=11日夕、東京・永田町の党本部 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反の罪により起訴された元私設秘書の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=は11日午後、離党届を提出、受理された。小沢氏自身が党本部で、党北海道連代表の三井弁雄国対委員長代理を通じ受け取った。 この後、小沢氏は記者団に「本人の決断で、党をはじめ皆さんにこれ以上迷惑を掛けたくないという気持ちだろう。素直に受理した」と述べた。自発的離党を受け入れ、党としての「処分」は見送った。離党は15日の党常任幹事会で正式に承認される。
民主党の福田昭夫衆院議員(栃木2区)は11日、栃木県日光市内で開いた自身の政治資金パーティーで、政治資金規正法違反の罪で起訴された石川知裕衆院議員に対する東京地検特捜部の捜査について、「明らかに検察の暴走だ。別件逮捕だ。あくまでも逮捕をして、自白を強要させる、そういう取り調べはもうやめるべきだ」と述べ、検察批判を展開した。 その上で「民主国家にふさわしい検察制度にしていかなければならない。私はそういう強いで石川君の支援をしていこうと考えている」として、取り調べの全過程を録音・録画する刑事訴訟法改正案(可視化法案)の必要性を訴えた。 福田氏は石川議員と同じ当選2期目で、同期議員でつくった「石川知裕代議士の逮捕を考える会」の会長を務めている。同会は1月18日に発足し、初会合には政府の一員である政務官4人を含む民主党所属議員13人が出席した。
政界と角界のゴールの見えないマラソン大会に、ひとまず決着がついた。「政治とカネ」「横綱と品格」という灰色のゼッケンを背中に走る政界・角界を代表する小沢一郎・朝青龍の“両選手”は、「参院選」「興行」という黄金の看板を盾に“ゴーマン走”を披露。双方の得意技は「シラをきる」らしい。 周辺も奇々怪々。民主党議員の大半は金正日サマも真っ青の小沢独裁政権下で、石川知裕議員ら3人が起訴されても沈黙を決め込み、相撲協会の対応も歯切れが悪いまま後手、後手に。高砂親方は威厳ゼロだし、泥酔したりと親方自ら品格↓貧格コース。が、朝青龍の引退表明で角界は先にゴールへ。度重なる不祥事に、理事会で「解雇か引退か」と迫られ観念したようだが、国技ウンヌン以前にこれぞ健全な日本社会というもの。 ただ、朝青龍を少し擁護すると、モンゴル人のDNA−大草原を馬で駆けめぐる遊牧民−にとって大切なのは五畜(羊・牛・馬・ヤギ・ラクダ)だ
陸上自衛隊の王城寺原演習場(宮城県)で10日から始まった陸自と米陸軍との共同訓練の開始式で、陸自側の代表として訓示した陸自第44普通科連隊長の中沢剛・1等陸佐が「同盟関係は『信頼してくれ』などという言葉で維持されるものではない」と発言していたことが、防衛省への取材で分かった。 鳩山由紀夫首相は昨年11月の日米首脳会談の際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題への対応をめぐって、オバマ米大統領に「私を信頼してほしい」と伝えている。陸上幕僚監部広報室によると、中沢1佐は「鳩山総理を含め特定の政治家や政治家の発言を引用したり批判したりしようとしたわけでなく、訓練を通じて現場の信頼関係を築くことの重要性を説いたつもりだ」と説明しているという。 陸幕広報室によると、中沢1佐は共同訓練の開始式で、東アジア地域での日米同盟の重要性を指摘したうえで「同盟というものは、外交や政治的な美辞麗句で維
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