(Bloomberg) -- 米配車サービス、ウーバー・テクノロジー日本法人の高橋正巳社長が同社を退社し、米シェアオフィスのウィーワークに移籍する。事情に詳しい複数の関係者への取材で明らかになった。 高橋氏は来年2月に予定している日本での新たな3つの事業所の開設準備を整えるため入社する。米ニューヨークに本拠を構えるウィーワークはソフトバンクグループの支援を受けており、その事業価値は200億ドル(約2兆2420億円)に相当する世界第8位のベンチャー企業。 米サンフランシスコが本拠のウーバーは2013年の日本上陸以来、規制に守られたタクシー業界と戦ってきたが、事業を軌道に乗せることに苦慮している。現在はハイヤーの配車サービスと外食宅配サービスを提供している。ウィーワーク・ジャパンは、東京都心に10-20カ所のオフィスを構えるなどグローバル展開を積極化している。 リンクトインのプロフィールによる