<テレビウォッチ> 赤い羽根共同募金。何に使われているのか、筆者はさっぱり知らない。教育的効果がどれほどあるか疑問を抱いていたが、相変わらず小学生たちが「お願いします」の大合唱。 米の「30分の1」 今回は、そんな日本の『寄付文化』が今、変わりつつあると取り上げた。「パワーの落ちた」(国谷裕子キャスター)行政にかわってNPO法人の役割が増大しているという。 しかし、その一方で寄付金となるとアメリカに比べ30分の1。誇れる文化とは言い難い実態だが、このギャップの背景には一体何があるのか…… まず寄付をする側の問題から。 国谷が冒頭にひと言。「昔から赤い羽根共同募金、歳末助け合い、神社やお寺への寄付は様々あります。なのに、その実態はアメリカの年間22兆円に対し日本は7000億円にとどまっています」と。 その格差30対1。寄付するほどの余裕が国民にないのか、それとも別の要因があるのか?? 国谷が