大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長は12日、大阪市内で維新の政治資金パーティーを開き、国政政党「日本(にっぽん)維新の会」の結党を宣言した。橋下氏は「日本の新しい道を作っていきたい。日本全国で大戦(おおいくさ)が始まる」と次期衆院選への意欲を示した。日本維新は350人規模の候補者を擁立し、過半数獲得を目指す方針だ。衆院選で台風の目となることは確実で、2大政党に対する「第三極」の中心になりそうだ。 橋下氏はあいさつで、大阪都構想を後押しする新法成立や大阪府・市の改革などの実績を挙げた上で、「必ずぶつかるのが国の制度、国の法律だ。都構想法案は通ったが、地方の自立を目指していこうと思えば、法律改正するしかない」と国政進出の意義を強調。その後、新党の創設メンバーとなる松野頼久・元官房副長官(衆院熊本1区)ら衆参7議員を壇上に招き、日本列島をデザイン化した新党のロゴを発表した。 衆院選について松野氏