安倍政権が28日に開いた「主権回復の日」式典で天皇、皇后両陛下に万歳三唱が起きたことに対し、菅義偉官房長官は30日午前の記者会見で「自然発生したもので、政府として論評するべきではない」と語った。 式典では、菅氏が閉式の辞を述べた直後に会場内から「天皇陛下万歳」のかけ声が起き、壇上の安倍晋三首相や麻生太郎副総理も万歳をした。菅氏は、国民主権の観点から適切かという質問に対しては、「予想もしていなかった。閉式の辞で全てが終わっていた」と述べ、問題ないとの認識を示した。 関連リンク政権・沖縄広がる溝 「主権回復」と「屈辱」 強まる安倍色、外交優先(4/29)
The New York Times, April 26, 2013, "In Promoting His City for 2020 Games, Tokyo’s Bid Chairman Tweaks Others" さすが、石原都政を支えた男だけのことはあります。Facebookでは「トルコに行ったこともあり、イスタンブールは個人的にも好きな都市」などとまさに差別主義者のテンプレのような釈明をして、ますます石原慎太郎の後継者としての地位を確かなものにしてくれました。 発言者が小物であるがゆえに一般的な注目度はずっと低かったのですが、つい先日には現役閣僚によるこんな発言があったばかりです。 朝日新聞デジタル 2013年4月26日 「「ラテン系は数字に弱い」山本海洋政策相、後に撤回」 山本氏は同日に安倍内閣が閣議決定した海洋基本計画の内容を説明。各国企業の海洋構造物のシェアを紹介する際に
(C)BBC PHOTO 安倍ちゃんの考えた「主権回復式典」が、英語圏で以下のように正確に認識されていることは、知っておいた方がいいんでないかな。 2013/4/28 Japan marks 'return of sovereignty' day - BBC News 日本の「主権回復」の日 http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-22330635 「“The event is seen as part of Mr Abe's nationalist campaign.” このイベント(主権回復式典)は、安倍氏の国家主義キャンペーンの一環として見られている。」 「“It was the latest in a series of events and remarks that have angered Japan's Asian neighbours.”
五輪招致に関する自身の発言について、報道陣の取材に応じる猪瀬直樹東京都知事=30日午前11時18分、都庁、関田航撮影 2020年五輪招致をめぐり、東京都の猪瀬直樹知事がインタビューで他の立候補都市を批判する趣旨の発言をしたと米ニューヨーク・タイムズ紙が報じたことについて、猪瀬知事は30日、「誤解を招く不適切な表現で、おわびしたい。認識が甘かった」と話した。 都庁で記者団に答えた。猪瀬知事は発言内容について「インタビューの終了間際の雑談の中で出た話」と説明。五輪招致への影響に関しては「教訓にしたい。これからの活動に反省を踏まえる」と述べた。 同紙によると、猪瀬知事は「イスラム諸国は互いにけんかばかりしている」などと発言。立候補都市のイスタンブール(トルコ)に対する東京の優位性を訴えた。国際オリンピック委員会(IOC)は五輪招致の行動規範で、立候補都市が他都市の批判や比較をしないよう定め
Destructive Creativity 破滅的な独創性 Still thinking my way through the Reinhart-Rogoff debacle and related issues, and I think there’s an important point to be made here about the state of macroeconomics. ずっとラインハート・ロゴフ論文の大失態とそれに関連する事柄について自分なりに考えているんだが、マクロ経済学の現状に関して語られるべき重要な点があると思う。 You can already see quite a few people reacting to this affair by declaring that macro is humbug, we don’t know anything, a
Main Home Categories: 未分類 (1094) Archives: 2011N June (1) 2010N December (2) 2010N September (2) 2010N August (3) 2010N June (1) 2010N April (2) 2010N March (4) 2010N February (2) 2010N January (18) 2009N December (18) 2009N November (25) 2009N October (36) 2009N September (40) 2009N August (22) 2009N July (17) 2009N June (17) 2009N May (42) 2009N April (15) 2009N March (7) 2009N February (9) 2009
【今日の言葉】 文化とは、文をもって化する、文をもって民を治める、という意味なのです。 (古井由吉「漱石の漢詩を読む」) 【読書日記】 こんばんは。ともです。 今日は、木庭顕「法学再入門:秘密の扉-民事法篇」の「第一話,占有」がおわったところで、多少感想を。 ■なんでいまさら... 木庭教授が約10年ぶりに法学教室で連載を開始したと聞き、大河ドラマのような長編大作である「政治の成立」「デモクラシーの古典的基礎」「法存立の歴史的基盤」という三部作を出しつつ、それらを要約した「ローマ法案内」という概説書や、一般の法律家も読みやすい言葉で書いた「現代日本法へのカタバシス」などの論文集で、さらにそれらの補足を行ってきて、いまさら何をやられるつもりなのかな、と訝しがっていたところ、4月号を読んでやっとわかりました。 そう、木庭教授は「教育がしたいのだ」と。 ■ソクラテスの方法 そのソクラティック・メ
すでに田畑光永氏が触れたことだが、別の切り口で一言する。 2013年4月23日の参院予算委における丸山和也議員(自民)への安倍首相の答弁は誤りである。この誤答は世界に安倍晋三の無知蒙昧を知らしめるものである。 「村山談話」に関連して安倍は次のように答えた。「侵略という定義は学会的にも国際的にも定まっていない。国と国との関係でどちらから見るかで違う」(『朝日新聞』、4月23日夕刊)。 「侵略」は国際的に明快に定義されている。国連が定義しているのである。 1974年12月14日に国連総会は「侵略の定義に関する決議」を採択した。決議は、長い前文で侵略の定義を定める背景と理由を述べたあとこう書いている。 「侵略行為が行われた否かという問題は、個々の事件につきそのあらゆる状況に照らして考慮されなければならないが、それにもかかわらずこの問題についての決定のためのガイダンスとして基本的な原則を定めること
ダイアモンド社のサイト「ダイアモンド・オンライン」の連載コラムのひとつ、森達也氏の「リアル共同幻想論」がある。今回は、死刑制度について書いている。以前勝間和代氏が司会を勤める「デキビジ」に森氏が出演、トークを展開していったが、それ以前にも視聴者からのコメントが多く寄せられたが、その内容が批判というより誹謗だったそうだ。 この人らに聞きたい。被害者遺族のことは考えているのか?と」 「親・兄弟・友人・恋人…、そういった人が殺されても同じことが言えますか?「言える」のなら、人間性を疑います」 他にも罵倒と言えるコメントが寄せられたが、どれも「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」と信じる人たちが発するものばかりだ。 しかし彼らは、決してそうした体験はしていない。むしろ被害者遺族のことを思って発しているのだろう。 そうした「被害者遺族のことを想像しているのか」という問いに、森氏はこう答えている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く