1944年、三菱重工業の朝鮮女子勤労挺身隊として動員され強制労働をさせられたヤン・クムドクさんが8日、東京千代田区の参議院議員会館で当時の状況を証言している。 彼女は「私が強制労働させられたのでなければ何だと言うのか」と問うた=キル・ユンヒョン特派員//ハンギョレ新聞社 「1944年5月30日、コンドウという校長先生が教室に来て『日本に仕事をしに行けば学校に行かせてくれる。お金もたくさん稼ぐことができる』と言いました。 それで両親に黙って印鑑を持ち出しました。でも怖くなってじっとしていると、そんなことをすればお父さんやお母さんを警察署に連れて行くといいました」 8日、東京千代田区の参議院議員会館地下1階で開かれた「三菱重工業6・24朝鮮女子勤労挺身隊訴訟」報告会に参加したヤン・クムドクさん(84)は、「皆さん、ありがとうございます」と落ち着いた声で証言を始めた。 しかし、70年間こらえてき
![強制労働被害者が「三菱重工業勤労挺身隊」の実態を証言](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cac2c97dc5fefd870056de86415509bc08e151c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.hani.co.kr%2Fimgdb%2Fjapan%2Fnews%2Fresize%2F2015%2F0709%2F143637098634_20150709.jpg)