ブックマーク / ameblo.jp/t-kazuo (5)

  • 『なぜ今、ナンシー・ペロシ米下院議長は台湾に行ったのか?』

    ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問の解説を幾つか読んでいて、分析に欠落感を覚えましたので、自分で書いてみました。 なお選挙区の重要性に関しては辛坊治郎さんがサラっと言及していました。流石(さすが)だなと思いました。 中間選挙前に アメリカ連邦下院議長の民主党のナンシー・ペロシ議員が8月2日台湾を訪問した。翌3日ペロシ下院議長は、台湾の蔡英文総統と会談し、その後の共同記者会見で、従来の「1つの中国」政策は堅持するとした上で、「台湾との連帯はかつてないほど重要だ。われわれは現状維持を支持している。武力によって台湾に何かが起きることは望んでいない」と語った。そして、その日のうちに台湾を離れた。 アメリカ議会の要人の台湾訪問に中国政府は強く反発し、台湾周辺での大規模な軍事演習を開始した。この訪問の意味や意義に関しては様々な評価がある。ここでは、評価ではなく、なぜ、今、ペロシ議長が台湾を訪問したか

    『なぜ今、ナンシー・ペロシ米下院議長は台湾に行ったのか?』
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2022/08/16
    "サンフランシスコにある全米で最大規模のチャイナタウンである。その中華系の内の、かなりの部分は台湾系である。ペロシの台湾訪問は、この選挙区の人々への配慮でもあろう。" →改めてブクマ
  • 『ノルウェーの〝金メダル〟(2)』

    ノルウェーを旅行してつねに感じるのだが、この国に貧しさは見えない。しかし同時に華美とか贅沢といった雰囲気もない。伝統的な質素で倹約を重んじる質実剛健な気風が残っている。じつは、こうした感覚が国際オリンピック委員会のさまざまな要求を嫌悪させたのかも知れない。 ノルウェー筋からのリークと思われる情報を元にイギリスの経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が伝えたところによれば、国際オリンピック委員会は主催者にたかっているかのように要求を突きつけている。 たとえば、委員の一人ひとりに運転手つきの車、携帯電話、開会式と閉会式では貴賓室での豪華な料理とバーの準備、ノルウェー国王とのカクテル・パーティーなどなどであり、しかもその費用をすべてノルウェー側が負担する。ノルウェー側は、オリンピック開催の費用ばかりでなく、こうした誘致のための「特権」の提供の要求にもカチンときたようだ。 この報道で、国際オリンピック

    『ノルウェーの〝金メダル〟(2)』
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2015/02/04
    "委員の一人ひとりに運転手つきの車、携帯電話、開会式と閉会式では貴賓室での豪華な料理とバーの準備…などなどであり、しかもその費用をすべてノルウェー側が負担" →日本も五輪辞退、待ったなし!w
  • 『「イスラム国」の誕生』

    ISISが宣言した「イスラム国」樹立宣言をどうみるか? 日時間の6月30日にISIS(イラクとシャームのイスラム国家)が「イスラム国」の樹立を宣言し、その指導者のアブ―バクル・バグダーディーにカリフとして言及した。カリフとは、そもそもは後継者という意味である。つまりイスラムの預言者ムハンマドの後継者を、ということは全イスラム教徒の指導者を意味している。その「カリフ」との名称にふさわしいほどの数のイスラム教徒を指導した最後のカリフは、オスマン帝国のスルタンであった。そのオスマン帝国は1922年に滅亡している。実質上の最後のカリフ制度の消滅であった。 それ以来、カリフを名乗って広く人々の忠誠の対象となった人物は、いない。 今回「樹立」されたイスラム国は、イラクとシリアのかなりの部分を支配下に置いている。オスマン帝国のアラブ地域の領土が第一次大戦後にイギリスとフランスに分割されて以来、シリアと

    『「イスラム国」の誕生』
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2014/07/06
    "過激派を管理しているつもりでいたが、気が付いてみると、サウジ王家の目から見ればコントロールの効かないフランケンシュタインを育てていたわけだ。" →さすが、米国と仲がいいだけのことはあるな!(棒読
  • 『クーデターでは勝てない/消し去れぬイスラム』

    選挙に勝ったイスラム系の政党が権力を奪われるのは今回で三回目になる。一回目は1992年である。アルジェリアでイスラム救国戦線が選挙に勝ちそうになった。1962年にフランスから独立して以来、一貫して権力を独占した民族解放戦線の腐敗に国民が嫌悪感を示したからである。ところが軍が介入して選挙を中止し実権を掌握した。日を含む国際社会はイスラム主義政党よりは軍事クーデターがましだとの立場から、この軍事政権を支援した。アルジェリアは、その後に血で血を洗う内戦に突入する。死者の総数は10万とも20万とも言われる。やがて流血に疲れた国民の間で和解が成立し、内戦は一応の終結を見た。しかし、和解に参加しない勢力も残り、内戦の火は完全には消え去っていない。その残り火が燃え上がり今年始めのイナメナスの天然ガスの生産施設での人質殺害という悲劇を引き起こした。イナメナスの悲劇の根は、1992年のクーデターにある。そ

    『クーデターでは勝てない/消し去れぬイスラム』
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2013/09/12
    "アルジェリアやパレスチナの例""クーデターは問題の解決ではない。""一時的に押さえ込むことは可能だが、消し去ることはできない""支持の根は、エジプトの貧困層の間に深く広がっている" →中東あるある。
  • 『孤独でなくなった中東の群集』

    [腐敗体制の誕生の構造] 2011年に入ってから始まったチュニジアでの政変の影響がアラブ世界全域に波及する勢いである。チュニジア、エジプト、イエメン、アルジェリアなどで動揺が伝えられる。こうした国々は同じような政治構造をもっている。それは、強権的な半独裁体制である。言論や結社の自由が十分に認められておらず、しかも経済運営に失敗してきた。 なぜ、こうした類似の体制による類似の状況をアラブ諸国は経験しているのであろうか。それは独立運動の遺産ともいえる現象である。民族解放運動は、英仏の支配に対抗するために地下組織としての出発を迫られた。たとえば1952年にクーデターで政権を掌握し、その後にスエズ運河を国有化してエジプトを真に独立国家としたナセルは、自由将校団という秘密の組織を軍の内部に設立した。この秘密の組織がナセルの権力奪取の基盤となった。しかし、こうした秘密組織が生き延びるためには、組織は上

    『孤独でなくなった中東の群集』
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2011/02/02
    "反政府運動の主体は、同胞団ではない。インターネットを操る若者""議会には軍の予算を審議する権限は与えられていない…軍はエジプトにおける…ブラック・ボックス" →運動の影に軍。しかしその軍も腐敗中orz
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