星新一さんのショートショートを解析し、質の高いショートショートの自動生成を目指すプロジェクトが始まった。人工知能研究の第一人者ととして知られる松原仁教授など6人がチームを組み、SF作家の瀬名秀明さんが顧問を務める。 「コンピュータは星新一を超えられるか」――はこだて未来大学は9月6日、星新一さんのショートショートをコンピュータで解析し、新たなショートショートを生み出すプロジェクト「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」を開始すると発表した。人工知能研究の第一人者として知られる同大の松原仁教授など6人がプロジェクトチームを結成。5年以内に、星新一作品と同等かそれ以上のクオリティーのショートショートの自動生成を目指す。 プロジェクトの進め方は検討中だが、1つの案として、(1)星さんのショートショート作品すべて(約1000作品)の特徴(使われている単語や文章の長さ、1文の単語の数、作品全体
県防災・原子力学術会議の地震・火山対策分科会が21日、県危機管理センターで開かれ、大規模地震に連動して富士山が噴火した場合の防災対策などを検討した。委員からは、大規模噴火で富士山が崩れる「山体崩壊」についても想定して対策するよう指摘があった。 この分科会は、火山学などの専門家8人で構成されている。静岡大学の小山真人教授は「富士山の山体崩壊は大規模噴火や南海トラフ巨大地震と同程度のリスクがあり、想定して対策すべき」と提案。別の委員からは「地震に伴って富士山が噴火すると、首都圏からの救援が望めず、県は対策を考えるべきだ」との指摘があった。 藤井敏嗣分科会長は「分科会では山体崩壊まで想定すべきとの考えで一致しているが、現在の研究では山体崩壊のメカニズムを限定できず、対策のとりようがない。今後の調査を待ちたい」とまとめた。 県が来年6月をめどに策定中の第4次地震被害想定には、富士山噴火対策が盛り込
昨年3月11日の東日本大震災と4日後に静岡県東部で起きたマグニチュード(M)6・4の地震によって、富士山のマグマだまりに噴火を引き起こしかねないほどの大きな圧力がかかったことが防災科学技術研究所(茨城県つくば市)などのチームの研究で6日、分かった。圧力の高まりだけが噴火の要因ではなく、現在のところ、噴火の兆候は観測されていない。 ただ富士山の直近の噴火である1707年の宝永噴火で直前の宝永地震により富士山に加わった力より、今回の力は強く、チームは「地震から数年たってから噴火する可能性もあり警戒が必要」としている。 チームは富士山の直下でマグマが滞留しているマグマだまりにかかった力を推定。マグマだまりの中心が地下約15キロにあると仮定した場合、2回の地震により最大で計約1・6メガパスカル(約15・8気圧)の力がかかったとの結果を得た。
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