2013年5月29日のブックマーク (2件)

  • 再燃前立腺がんの治療に向けた新たな治療標的を発見 - 東大

    東京大学(東大)は、新規の長鎖非コードRNA分子「CTBP1-AS」がアンドロゲンの刺激を受けてがん遺伝子のように働くことを発見したほか、同分子が前立腺がんの増殖、進展に大きな役割を果たしていること、ならびにそのエピゲノム作用を介する分子メカニズムを解明し、特にホルモン療法が奏功しない難治性前立腺がんの新たな治療の標的となりうることを明らかにしたと発表した。 同成果は同大医学部附属病院 老年病科 特任臨床医の高山賢一氏、同大医学部附属病院 22世紀医療センター 抗加齢医学講座の井上聡 特任教授、同大医学部附属病院泌尿器科の間之夫 博士、同大先端科学技術研究センターの油谷浩幸 博士、埼玉医科大学ゲノム医学研究センターの堀江公仁子 博士、理化学研究所の林崎良英 博士、東北大学の鈴木貴 博士らによるもの。詳細は欧州科学雑誌「The EMBO Journal」に掲載された。 前立腺がんは発症頻度

    再燃前立腺がんの治療に向けた新たな治療標的を発見 - 東大
  • 前立腺がんのウイルス療法 臨床研究を開始 | QLifePro

    ウイルス療法 東京大学医学部附属病院は前立腺がんに対するウイルス療法の臨床研究を開始する。再燃がん患者に遺伝子組換え単純ヘルペスウイルスⅠ型を投与して安全性を調べる。 ウイルス療法はがん治療用ウイルスを用いた新しい治療法で、遺伝子組換え技術で人工的に作製したウイルスががんだけに増殖する。がん細胞に感染すると増殖を開始してがん細胞を死滅させるが、正常な細胞に感染しても増殖できない仕組みなので正常組織は傷つかない。 さまざまなウイルスが応用されているが、中でも単純ヘルペスウイルスⅠ型の臨床開発が進められている。口唇ヘルペスの原因というありふれたウイルスながらがん治療に有利な特長を多くもつからだが、例えば、2つのウイルス遺伝子を改変した第二世代がん治療用ヘルペスウイルスは米国で悪性黒色腫を対象に治験の最終段階を終了、欧米初のウイルス療法薬として認可される見通しが高い。 G47Δ 今回用いるのは、

    前立腺がんのウイルス療法 臨床研究を開始 | QLifePro