JR北海道は、9月19日に函館本線大沼駅構内で発生した列車脱線事故の概況を発表した。「適切な線路管理を行っていなかったことについてのお詫び」も発表している。 事故の発生は9月19日18時5分頃。大沼駅を定時に発車した帯広貨物駅発熊谷ターミナル駅行の貨物列車(機関車1両、貨車17両)の貨車4両(5~8両目)が、副線から本線に合流するポイント付近で脱線したという。 脱線した場所は大沼駅ホームから約200m函館寄りで、発車してから約1分後に事故が発生した。運転士は当時、「後部から引っ張られるような感じ」とともにブレーキ管の減圧を認め、列車を停止。停止後に編成を確認して5~8両目の脱線に気づき、輸送指令に報告した。その後の保安係員の調査により、5両目は後ろ台車の2軸が進行右側、6両目は前台車2軸が進行右側、7両目は前2軸が進行左側、後ろ2時が進行右側、8両目は前台車2軸が進行右側に脱線していること
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