高校化学の教科書に掲載されていた「ゴム状硫黄」の色が間違っていた。山形県の鶴岡高専物質工学科3年の高橋研一さん(17)が気づき、実験で確かめた。指導教員が訂正を申し入れ、出版社側も間違いを確認。教科書の修正につながった。高橋さんは「自分の実験で教科書の記述が変わるなんて予想外。びっくりしている」と話す。(引用,写真出典:朝日新聞) 実際は「黄色」であるとのこと。純度の低さが間違った答えを導きだしていたという事実を高校生が明らかにしました。 高校化学で習う、3種類の硫黄同素体である斜方硫黄 、単斜硫黄 、ゴム状硫黄。その色は下の図のようであるとされていました。つまりゴム状硫黄はいままで、見ての通り黒褐色、褐色、濃褐色などとされてきたわけです。 斜方硫黄 単斜硫黄 ゴム状硫黄 (写真出典:愛知エースネット) ところが高橋君は指導教員の金綱教授より、昔、ゴム状硫黄