政府主導の「働き方改革」を機に働き方をめぐる議論は様々な場所で交わされているが、その主導者である経済産業大臣、そしてこれから社会に出る大学生はこの状況をどう見ているのか。 2月15日、一般社団法人at Will Work が主催する「働き方を考えるカンファレンス2018」が虎ノ門ヒルズフォーラムで開催され、8つのテーマで計55名の登壇した。クロージングセッションでは、「働き方の未来と展望」というテーマのもと旗振り役の世耕弘成大臣が登壇(対談相手:Forbes JAPAN 編集次長兼WEB編集長の九法崇雄)。さらに、大学生が率直な意見を展開した。 必要なのは、企業側の「働かせ方改革」 経済産業大臣の世耕弘成 現状、長時間労働の是正に注目が集まる「働き方改革」だが、それを推進する経済産業大臣の世耕弘成はここへの「違和感」を突きつける。 「過剰労働を取り締まる制度はもちろん必要だが、それだけでは