桜蔭中学校高等学校の名物授業の一つが水泳だ。約50年前にできた温水プールは当時珍しかったが、老朽化に伴い学校創立100周年記念事業の一環として建て替える。100年の歴史を経て、桜蔭が「変えるもの」と「変えないもの」は何か。教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が取材した。 (上)東大合格トップ女子校 桜蔭の原点は「学びへの渇望」 (中)桜蔭生「勉強してない」は嘘 書道部員が明かす本音 礼法に並ぶ名物授業は水泳全国屈指の大学進学実績で知られる桜蔭は、関東大震災の翌年の1924年に、男性と同等の学びの機会を渇望する女性たちによってつくられた。 建学の精神は「礼と学び」。中学の3年間と高2で必修の「礼法」が桜蔭の名物の一つであるが、もう一つ、桜蔭生にとってはもはや日常になっている名物がある。「水泳」だ。 「創立2年目に千葉の富浦で水泳の指導を行ったという記録も残っています。創立当初から、知力と体力
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