概要 研究の目的 労働政策研究・研修機構(JILPT)では、第5期中期目標期間(2022~2026年)において6つのプロジェクト研究を実施しており、そのうちの1つである「労働市場とセーフティネットに関する研究」の一環として、厚生労働省の要請を踏まえ、労働力需給の推計を実施した。 労働力需給の推計は、将来推計人口、これまでの労働力の動向や経済成長の見通しなどに基づき、労働市場において需給調整が行われたときの労働力人口、就業者数等について推計するものであり、2023年度版では、2040年までの労働力需給を推計した。 本推計結果については、雇用政策の企画・立案や、労働力需給構造の変化に関する分析の基礎資料として活用されることが見込まれる。 研究の方法 「労働力需給推計に関する研究会」(以下、「研究会」)を機構内に設置、2023年6月から研究会を開催し検討。 推計に係る作業は、研究会内に作業部会を