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ブックマーク / ascii.jp (32)

  • 「ガンダム00」の世界がたった25年後に実現!? (1/3)

    宇宙太陽光発電システム(Space Solar Power System:SSPS)という構想をご存じだろうか。静止軌道上に太陽光発電衛星を打ち上げ、マイクロ波またはレーザーで地上に送電するという「宇宙の発電所」だ。 太陽光発電と言えば屋根の上に張り付いている黒いパネルが思い浮かぶが、地上での太陽光発電は曇天や夜間、あるいは太陽電池パネルが砂などで覆われてしまったときには発電できないため、発電量がなかなか安定しないという欠点がある。 ならば、(地球による蝕以外)遮るものがない宇宙にパネルを持って行き、24時間安定した発電を可能にしようというのが宇宙太陽光発電だ。そして、宇宙で発生した電力は、マイクロ波などで地上の受電施設に直接送信する。 まるでSFのような話だが、実際に宇宙太陽光発電SFの世界ではたびたび登場する。最近ではなんと言っても「ガンダム00」だ。高度4万kmの軌道に発電衛星を連

    「ガンダム00」の世界がたった25年後に実現!? (1/3)
  • 実は重要! よくわかる電子書籍フォーマット規格!! (1/4)

    一口に「電子書籍」といっても、実はそのフォーマット(データ形式)によってさまざまな種類が存在する。そのため、気に入った電子書籍を読む前に、そのがどのフォーマットのものなのか把握して、サポートしている閲覧用ソフト(あるいはハードウェア)を手に入れなければならない。いわば、VHS対ベータ、Blu-ray対HD DVDのような規格争いが電子書籍においても繰り返されており、主流となりそうなフォーマットはどれか、ある程度気に留めておく必要があるのだ。 ユーザーとしては悩ましいところだが、閲覧用端末を数多く売りたいメーカーの思惑、不正コピーは避けたいがより多く流通させたい出版社の音、場所や時間を気にせず紙同様に楽しみたい消費者の心情、その狭間で落とし所を見つけようという努力の結果が、フォーマットとしての電子書籍だといえる。 電子書籍フォーマットは、いくつかの基準により分類できる。その分類を把握した

    実は重要! よくわかる電子書籍フォーマット規格!! (1/4)
  • アニメにおける、無料=フリーミアムをもう一度考えてみる (1/2)

    新書『生き残るメディア 死ぬメディア』発売記念セミナーには、「イヴの時間」プロデューサーの長江 努氏と、グッドスマイルカンパニー代表取締役 安藝貴範氏という、アニメビジネスの新しいあり方に取り組んでいるお二人もゲスト出演。満員の会場を沸かせた アニメで利益を上げるには? キーマン2名が登壇 1月10日、「デジタルハリウッド大学大学院 秋葉原メインキャンパス」で転換期を迎えつつある、アニメビジネスの未来に関して活発な議論が展開された。 これはデジタルハリウッド大学大学院とアスキー・メディアワークスの共催で行なわれたイベント。ASCII.jpの連載「メディア維新を行く」に基づき、Amazonでの品切れ状況が続くなど販売も好調な新書「生き残るメディア、死ぬメディア」の発売を記念した特別セミナー。会場には定員を上回る70名の参加者が訪れ、補助席も用意されるほどの盛況ぶりだった。 講師および進行役は

    アニメにおける、無料=フリーミアムをもう一度考えてみる (1/2)
  • 年末年始も聖地巡礼! 鷲宮で初詣、足利で初日の出 (1/4)

    さよなら2010年! 今年も年越しは鷲宮神社へ! 2007年放送のアニメ「らき☆すた」で、柊姉妹の実家として登場した鷹宮神社。そのモデルとなった埼玉県久喜市の鷲宮神社は、関東でも指折りの巡礼地として聖地マニアには有名なところだ。 昨年初め、この鷲宮神社での年越しの模様をASCII.jpでもご紹介したことを、覚えている方も多いだろう(関連記事)。今年も再び大晦日から元日にかけての鷲宮神社の様子をレポートすることになったのだが、さすがに去年と同じ内容ではASCII.jp的にも面白くない。 そこで今回は、アキバ系人間のあるべき年越しの姿、「こういった感じの年末年始も面白いんじゃね?」的に、次の年越しで参考にしてもらえるようなプランを提案する企画を組んでみた。チャレンジングな聖地巡礼の企画は同じASCII.jpライターの小野坂怜氏にお任せするとして(笑)、われわれHPゼロのオッサン組はしっとりのん

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  • Apple Store「Lucky Bag」今年の中身大公開! (1/3)

    1月2日、全国7ヵ所のアップル直営店「Apple Store」において、毎年恒例となった初売りが実施された。個数限定の「Lucky Bag」も3万円で販売され、多くの熱心なユーザーが深夜から行列を作った。また同時に、Mac体やiPodなどが特別割引価格で購入できる特別セールも開催されている。 それではさっそく、実際に購入者の列に並んで取材した、Lucky Bagの中身をお届けしよう。 かつてない超激戦! 10時間前で100人超え! 2011年元旦は全国各地で大雪に見舞われ、交通機関が麻痺するなどの混乱を引き起こした。Apple Store各店舗でも、あいにくの雨天や雪に見舞われたところもあったようだ。幸いにも、筆者が住む関東地方は晴天で穏やかな天気。徹夜で行列に並ぶにはいい日和だった。 元旦の事前予想記事(関連記事)で書いたように、今年のLucky Bagはオンライン販売がなく、価格も昨

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  • まるで不動産版ウィキリークス!「大島てる」の正体は? (1/5)

    事故や事件のあったいわくつきの不動産、いわゆる事故物件。 権利者にとって、事故物件はあまり公にしたくないもので、その界隈ではタブー視されるきらいがある。そんな事故物件Google Map上で公開し続けているのが、「大島てる」だ。2010年12月現在、対象エリアは東京都と神奈川県の一部のみだが、サイトが生まれた2005年からゆっくりと、しかし確実に範囲を広げている。 大島てるは「会社」と名乗ってはいるものの、その実態は謎が多い。創業は「天保8年」(1837年)、事業内容は「事故物件、ステ看板、落選運動 他」。主要取引先は「陸軍病院」、関連会社は「大島ぬい」と「大島かめきち」……。鵜呑みにするにはかなり困難な名前が並ぶ。ただし、メールアドレスは正しく機能していた。 顔の見えるインターネット 第86回は、大島てるの代表取締役・会長の大島学氏に連絡をとり、なぜ事故物件の情報を集めているのか、そし

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  • アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー

    ASCII.jp読者のアニメファンならご存じだろう。アニメの舞台となった実在のロケーションを旅する――聖地巡礼ツアーを。五大聖地と呼ばれる各地(鷲宮神社、木崎湖、豊郷小学校旧校舎、尾道、城端)をしっかりチェックして、旅のプランに組み込もう。 2014年01月25日 16時00分 ゲーム・ホビー これが「艦これ」提督的年末年始の過ごし方だ! 横須賀では毎年、停泊する海自の護衛艦と米海軍の軍艦がライトアップされ、午前0時にあわせて数百発の花火が打ち上げられるニューイヤーイベント「よこすかカウントダウン」が開かれるという。筆者も提督の一人であるからして、そんな軍港の晴れ姿を見てみたいと思ったのだ。 2013年06月09日 15時00分 ゲーム・ホビー 氷菓のロケ地とともに日歴史を紐解く旅 高山市の南にある飛騨一ノ宮、そこの飛騨一宮水無神社では、毎年「飛騨生きびな祭」が開催される。そして今年の

    アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー
  • 土日でどこまで回れるか!? 聖地巡礼弾丸ツアー! (1/6)

    秋も終わりも近づいたある日、いつものようにASCII.jpをチェックしていると「ゲーム・ホビー」タブに目新しい特集が載っていた。それは「アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー」という、昨今のアニメファンなら誰もが行ってみたい聖地巡礼をメインとした特集記事だった。 筆者もASCII.jpの経費で聖地巡礼したい! 筆者は日々を抜き身の刀で戦うがごとく、アニメファンを公言してはばからないオタクであり、プライベートではさまざまなところへ聖地巡礼している人間でもある。そんな人間が、ライターという職業に就いているのにも関わらず、この企画に参加できていない状況に対して納得していないのは当然のこと。負けじと新ネタ「1泊2日で行く聖地巡礼ツアー」なるものを用意して、編集部へ乗り込もうとメールを打つ。 メール送信の翌日、「そのネタ面白そうなので、打ち合わせをしましょう」との返事が筆者の下へ届いた。そして

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  • 「電子出版は、プッシュ型のビジネス」 角川会長が語る (1/2)

    そう語るのは、角川グループホールディングス取締役会長の角川歴彦氏。12日に東京・秋葉原で開催されたシンポジウム「電子書籍・コミックサミット in 秋葉原」で、基調講演のステージに立った。 グループ会社・角川コンテンツゲートは、電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」配信タイトルの一部を公開。ライトノベル「涼宮ハルヒの憂」、漫画「そらのおとしもの」など人気作を発表した。 文芸書としては、「新宿鮫」シリーズで知られる大沢在昌氏の書き下ろし小説「カルテット」を筆頭に、角川書店が擁する文芸誌「野性時代」を、「デジタル野性時代」として配信する予定もあるという。カルテットは、近く映像化の予定もある大物コンテンツだ。 角川氏は、BOOK☆WALKERに角川グループのコンテンツを結集させていくという決意を述べた上で、「iPadへの挑戦――編集者の力」と題し、電子書籍時代に求められる出版の姿につ

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  • 日本人は「敗北」に感動する 高校野球アニメ「おお振り」の意図 【前編】 (1/4)

    (c) ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会 「失恋したことない人とは仕事したくないんですよ」―― そう語るのは、アニメ監督・水島努氏。人気高校野球マンガのアニメ版「おおきく振りかぶって ~夏の大会編~」(セカンドシーズン)の監督を務めた。 アニメのファーストシーズンでは、主人公の所属する「西浦高校野球部」が、接戦の末、強豪・桐青に勝利するまでを描いた。だが今作では、大会初出場で勝ち登った西浦ナインたちが強豪チームについに「大敗」してしまう結末がメインのモチーフとなっている。 クライマックスは、控えの選手・西広が三振してしまう場面。敗北感がありありと伝わるこのシーンをあえて大写しにする。スポ根モノの代名詞、「努力の末につかんだ勝利」とは真逆にあるものをクローズアップする理由とは何なのか? 水島監督の美学に迫った。 今年から硬式で新設された県立西浦高校野球部。気弱だがコントロールは抜群なピ

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  • ネットに「パーソナリティ」は必要か――聴き専ラジオの考え方 (1/8)

    毎週土曜日23時頃から始まる「VOCALOID 聴き専ラジオ」というウェブラジオがある。 文字通り、歌声合成ソフト「ボーカロイド」で作られた曲を、「聴き専」と呼ばれるリスナーが選曲して流している音楽番組だ。以前、山ニューさんのインタビュー(関連記事)でも言及された通り、リスナー発の新しいボカロ文化と言えるだろう。 メインのメンバーは3人。それぞれSkypeの会議通話モードを使って接続し、それぞれの自宅から放送している。時々音は途切れるし、ストリーミングのビットレートも低いので音質も良くない。聴取者数は多くても100人程度。もちろんやっているのも素人……。 かと思いきや、どうもおかしい。テーマ、選曲、そしてしゃべりの内容と、音楽番組としてしっかり構成されている。主にしゃべっているのは「NezMozzさん」という女性。適度にテンションのあるしゃべりと、豊富な音楽的知識で、ボカロ曲を独自の切り

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  • 中卒ニートで赤塚賞! 「地獄のミサワ」のつかめない半生 (1/6)

    インターネットにどっぷり浸かっている人なら、一度は上の1コマ漫画をどこかで目にしたことがあるはず。 かなりウザい、でもどこかで耳にした「あるある」なセリフ。そしてなぜか両目が近いキャラクター。両者が織りなすシュールさが「面白い」と評判を呼んで、昨年後半あたりからインターネットで大流行している。 その発信源は「地獄のミサワの『女に惚れさす名言集』」というブログ。この奇妙なネタを世に送り出してきたのが、「地獄のミサワ」さんだ。 月刊コミック誌「ジャンプスクエア」で連載を持つ現役漫画家で、現在26歳。2008年に第68回の「赤塚賞」で準入選を受賞した。赤塚賞は、小林よしのりや江口寿史、うすた京介や増田こうすけといった名だたる作家が受賞してきたギャグ漫画家の登竜門だ。 ネット人気が高まるに連れて、その素顔は謎が深まっていく。かくいう我々も好奇心を抑えきれず、つい思わずインタビューを直接申し込んでし

    中卒ニートで赤塚賞! 「地獄のミサワ」のつかめない半生 (1/6)
  • 「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)

    ヒカシュー、佐久間正英、初音ミク――。英字新聞「The Japan Times」で、日音楽シーンやサブカルチャー関連の話題を書きつづけている、イアン・マーティン(Ian Martin)という記者がいる。 彼は1978年ブリストル生まれの32歳。2001年に来日し、2005年からJapan Timesに寄稿を開始した。同時に、ポストパンク/ニューウェーブ系レーベル「Call And Response Records」(レーベル公式サイト)を始め、彼自身もパフォーマーとして参加している。 彼と我々は興味を持っている対象が近いらしく、取材でも何度か顔を合わせていた(関連記事)。彼が日のシーンをどう見ているのか、なぜ日のシーンに注目しているのかを、ぜひ一度聞いてみたかったのだ。 ところが待ち合わせの場所で改めて顔をあわせ、大変なことに気づいた。うっかりしたことに我々は通訳の手配を忘れていた

    「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)
  • 変わるアニメ業界──「面白ければ売れる」なら簡単 (1/3)

    前回はヤフー!のGoogle検索エンジン採用のニュースを受け、ネットメディア全般の動向を俯瞰したが、今回からしばらくは映像コンテンツとメディアを「アニメ」を題材に考えていきたいと思う。 ジャパニメーションはコンテンツの優良児? 「クールジャパン」「ジャパニメーション」という言葉を耳にするようになって久しい。海外の動画配信サイトでは、違法・合法を問わず数多くのアニメが投稿され、視聴されている。YouTubeでは日人よりも、海外ユーザーのほうが活発にコメントでやりとりをしている光景に出くわすこともある。 アニメーションはコンテンツの優良児とされ、その海外展開は国から支援を受けるなど政策とも連動している。(賛否両論あったが)文化庁が設立を計画していた国立メディア芸術総合センター「アニメの殿堂」も記憶に新しい。現在では予算執行が停止しているものの、当時は海外旅行者の利用も見込んでいた。 言語や文

    変わるアニメ業界──「面白ければ売れる」なら簡単 (1/3)
  • 初音ミクと「ゆっくり」の声、何が違う? アクエスト社に聞く (1/5)

    ニコニコ動画好きなら、東方Projectの派生キャラクター「ゆっくり」の声はご存知のはず。 「SofTalk」(ソフトーク)という無償ソフトを使って作られた、独特の間延びした口調はまさに「ゆっくり」としか言いようがないわけだが、そのソフトークが使っている音源ライブラリの名を「AquesTalk」(アクエストーク)という。 またUTAU(関連記事)のデフォルト音声として有名な「唄音ウタ」、通称デフォ子の音源も、実はこのAquesTalkだ。 AquesTalkは株式会社アクエストが開発し、無償頒布している音声ライブラリ。元来組み込み向けに開発されたため、非常に容量が小さい。現在はAquesTalk2に発展したが、それでも音声データ込みでわずか約50KBという軽さ。これは競合するものがない。 アクエスト社自身でも、このAquesTalkのライブラリを使った歌唱ソフト「AquesTone」を開発

    初音ミクと「ゆっくり」の声、何が違う? アクエスト社に聞く (1/5)
    haruna-haru
    haruna-haru 2010/08/29
    「ゆっくりの声はSofTalkの声だ」とずっと思ってました
  • 電子書籍でも失敗を繰り返すメディア業界の「ガラパゴス病」 (1/2)

    独自フォーマットで鎖国する電子書籍 7月27日、凸版印刷と大日印刷(DNP)は「電子出版制作・流通協議会」を設立し、東芝、パナソニック、朝日新聞、毎日新聞、NTTドコモなどが参加を表明した。これは総務省・文部科学省・経済産業省の「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」で決まる予定の標準フォーマットを採用して、日電子書籍を標準化しようというものだ。 その標準は、XMDFを「中間フォーマット」として使う方向だ。シャープは、次世代XMDFで電子書籍に参入し、これに対応するタブレット端末も年内に発表すると発表した。XMDFというのは一般にはあまり知られていないが、シャープの「ザウルス」用に作られた文書フォーマットで、ガラパゴス携帯での標準規格だ。日語独特の縦書きやルビなどにきめ細かく対応し、これまで日で発行された約1万点の電子書籍のほとんどはXMDFで書か

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  • 新房監督のアニメ論 「制約は理由にならない」 【前編】 (1/4)

    (C) 中村光/スクウェアエニックス・荒川UB製作委員会 アニメに詳しい人なら「新房昭之監督」「シャフトの演出」に一家言あるかもしれない。 グラフィックデザインのようなポップな色づかい。めまぐるしく変わるカットがあったかと思えば、何秒もポーズを変えずにしゃべりつづけるキャラクターが登場する。早口のセリフがポンポン飛びかい、次のシーンでは静かなモノローグと叙情的な光景が……。そんなトリッキーな演出が何よりの魅力だ。 「荒川アンダー ザ ブリッジ」も、そうした「新房演出作品」のひとつ。 荒川の河川敷を舞台に、個性豊かな人々が繰り広げる、時におかしく、時にじんとさせられる日常。監督に、なぜそんな演出をするのか聞いてみると、それは「これがアニメ制作現場」という常識のとらえなおしに端を発するものだと語ってくれた。 アニメという作品づくりに集まったスタッフは、新房監督にとって「誰」なのか。ばらばらの人

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  • 台湾版コミケ「Fancy Frontier 開拓動漫祭 16」に潜入! (1/3)

    ASCII.jpに何度か寄稿してもらったBUBBLE-B氏(DJ/特殊映像作家/店評論家)が台湾で開催されるロックフェス「Beastie Rock Fes」に出演するために7/22から訪台していた。奇しくもロックフェス前日の7/24に台湾コミケ「Fancy Frontier」が開催される。 音楽や映像をクリエイティブする側から見た、台湾同人誌即売会はどのように映るのだろうか? ライブ前の準備で忙しいところを、取材に行ってもらった。それでは、BUBBLE-B氏によるレポートを楽しんでほしい。 「世界で一番、面白い国」はどこか? と聞かれたら、日人として自信を持って言おう!「それは日です」と。では「世界で二番目に面白い国」はどこか? それは間違いなく台湾ではなかろうか!? ということで、私は先日5度目の訪台をしたのですが、ついに念願の台湾コミケこと「Fancy Frontier【開拓

    台湾版コミケ「Fancy Frontier 開拓動漫祭 16」に潜入! (1/3)
  • 祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その1】 (1/4)

    ついに祭りの日がやってきた。 「はやぶさ」が還ってくる。そう聞いただけで2010年6月13日を特別な日と考える人たちがいる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によるネット中継開始時間までモニタ前に待機しかねない勢いだ。 天文ファンや宇宙開発マニアの枠を越えてファンは大勢いる。動画コンテンツにイラスト、実物大模型から「はやぶさ」コスプレまで、プロジェクトを理解したい、理解したこの気持ちを表現したいという作品があふれている。 「はやぶさ」は凄い。何が凄いって、人が凄い。史上初をいくつ実現したんだ!という野心的なミッション内容だけでなく、前例がないゆえに次々と起きたトラブルを、宇宙機運用技術の粋を尽くして乗り越えたその手腕が凄い。 そして、それに応えた「はやぶさ」も凄い。何かもう意思があって、プロジェクトメンバーの熱意を汲み取っているとしか思えないような挙動の数々。プロジェクト責任者である川口淳一

    祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その1】 (1/4)
  • 鉄道ファン驚愕! 世界初、583系PCケース【前編】 (1/4)

    これまでグフっぽい何か、ジムっぽい何か、百式っぽい何かと3台のPCケースを作ってきたが、GIGABYTEの正規代理店リンクスインターナショナルさんに提供していただいたPCケースがまだ残ってる。そのケースとは、コレだ。 このケースは、角が丸くなっていてガ●ダムっぽい何かを作るのには不向き。しかし無謀にもコイツを使いトゲトゲに角張った百式を作ったが大失敗。しかもイ●プレスのPC H●tlineには、TSUKUMO eX.に展示する前にスッパ抜かれて、“失敗作”ってのを説明したポップをつける前に記事にされちまった。 しかし角が丸いこのケースを見てフト思った! コイツ……、面構えが電車に似てるんじゃネ? ということでPC改造企画の最終回は、鉄道ファンに贈る鉄道車両型PC筐体だ! 実際の電車より縦長な筐体ってのが問題だ! PCの筐体を見れば分かる通り、ミニタワーケースだとしても実際の鉄道車両よりかな

    鉄道ファン驚愕! 世界初、583系PCケース【前編】 (1/4)