文章を書くときに,語尾を「です・ます調」にするか「だ・である調」にするか迷うことがあると思います。文書を書くうえで語尾は,文章のイメージやリズムを作り出す大切な要素です。今回は,語尾に関するテクニックを紹介します。 では,実際の例文を使ってトレーニングをしてみましょう。以下のメール文を見て,何が問題かを考えてみてください。 どこが問題? 件名:提案書作成について 正田様 お疲れさまです。佐藤です。 先日伝えていたS社への提案書ですが下記のような内容で作成していただけますでしょうか。 <目的> 1 予算が限られているため(約80万)ベーシックの顧客管理システムAの作成を希望しております。 2 今後拡張する可能性もあるので,その余地のあるシステムを作成する。 <提案書の方向性> 1 S社と業種が近いT社への以前の提案書をベースにする。 2 訴求ポイントは利便性なので,その点を強調します。 <ス
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