<< 前の記事 | トップページ | 2009年05月27日 (水)スタジオパーク 「年金の世代間格差をどう考える」 政府は、きのう、年金の受取額と保険料の負担額を世代別に比較した試算を発表しました。高齢世代と若い世代が受け取る年金の差はおよそ3倍。5年前より差が広がっていることがわかりました。藤野優子解説委員とお伝えします。 Q 高齢世代と若い世代の年金格差がさらに広がったんですね? 今、若い世代の間で、払った保険料に見合うだけの年金を将来受け取れないという不満を抱く人などが増えて、保険料を納めない人が多くなっていますが、格差がさらに広がったことで、こうした傾向に拍車がかかるのではないかと心配されています。 Q 具体的に、どのような試算結果になっているのでしょうか? A こちらは、きのう政府が発表した試算です。いずれの額も、年金を受け取り始める時点での物価や賃金の水準に換算されています