このままいくと中国のIPv4アドレスは後830日で枯渇する見通しであると、中国インターネット情報センター(CNNIC)主催の「2008年IPアドレスリソース討論会」で発表された(本家/.、China Press)。 中国のIPv4の使用数は現在米国に次いで世界第2位であり、対策を講じないまま現在のペースで成長し続けると2010年にはインターネットに接続できないユーザが出る恐れがあるとのこと。IPv6は中国では一部の教育ネットワークでのみ使われており、一般ユーザがIPv6を使うためにはネットワーク運営者が巨額の投資を講じて設備をアップグレードする必要があるそうだ。 CNNICはセミナーを開催し、ネットワーク運営者にIPアドレスの在庫を確保しておくよう促すとともに、IPv6アドレス配布のための準備を求めていくとのことである。