小説家の長嶋有が、マンガ制作ソフト「コミPo!」を使用して描いた初のマンガ単行本「フキンシンちゃん」が、4月14日にマッグガーデンより発売される。 「コミPo!」は、あらかじめ用意された素材を配置することで、絵を描かずともマンガが制作できるソフト。「フキンシンちゃん」は謎の多い女子高生・蕗山フキ子(フキンシンちゃん)を、友人の君尾ミル子の視点を通して描く、少しブラックな日常劇だ。連載は太田出版のWEBマガジン「ぽこぽこ」にて、2011年に行われていた。 単行本では「ぽこぽこ」連載分に大幅な加筆修正を施し、キャラクターたちの感情やエピソードがより詳細に描かれた。また描き下ろしも30ページ収録されているほか、小玉ユキと岡田屋鉄蔵によるお祝いイラストも掲載。巻末には「フキンシンちゃん」に登場する言葉の意味を解説した補遺や、長嶋のインタビューも収められている。 4月17日にはロフトプラスワンにて「
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