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ブックマーク / naturalist2008.hatenablog.com (3)

  • 論文リジェクトの種類 - むしのみち

    論文を投稿すると、掲載不可(リジェクト)か、改定要求(レビジョン)か、そのまま受理(アクセプト)という結果が返ってきます。ただ、その境界は曖昧で、一旦リジェクトするけど、査読者の指示にしたがって論文をうまく改訂できたらもう一度再投稿しても良いという判断もあります。一方、改訂要求を出され、論文を改訂しても、さらなる査読の結果最終的にリジェクトされたりする場合もあります。 いずれにせよ、最終的にはリジェクトされるかアクセプトされるかのどちらかでしょう(厳密には、投稿を取下げるという選択もあります)。 リジェクトは研究者にとっての試練のようなものですが*1、どんな種類があるのか、自身の研究をもとにまとめておきたいと思います*2。 編集者による査読前のリジェクト:論文の掲載について判断する編集者が、複数名による査読前に編集者自身の判断でリジェクトする場合。 編集者による査読前の一旦リジェクト:論文

    論文リジェクトの種類 - むしのみち
    haseharu
    haseharu 2010/05/23
    アクセプトまでのあれこれ「リジェクトは研究者にとっての試練のようなものですが、どんな種類があるのか、自身の研究をもとにまとめておきたいと思います」
  • 電子付録をいまいち楽しめない理由 - むしのみち

    雑誌につく付録といえば、なんだか楽しいものを思い浮かべてしまいます。 学術論文にも付録があります。といっても、いわゆる付録ではなくて、各論文についている参考資料(補遺:supplement / materials)のようなものです。生態学の論文だと生物種のリストや採集場所・個体数など、分子に関係する論文なら、DNA配列データや系統樹などなど、重要な結果だけれど文に直接とりこむにはかさばるデータを含みます。 昔は、各論文のおわりにSupplementとして長々とついていることも多かったでしょう。しかし、ネイチャーやサイエンスといった人気雑誌は、各論文の掲載スペースが限られているので、そういったデータは載せられません。それゆえ、誌には要約のみが載っている感じで、詳しい方法やデータがわからずにその信ぴょう性を判断するのも難しいことが多かったように思います。しかし、最近は、雑誌に掲載できなかっ

    電子付録をいまいち楽しめない理由 - むしのみち
    haseharu
    haseharu 2010/02/19
    データetc.について。「ちょっと問題だと思うのは、紙媒体で出版している雑誌なのに、参考資料はインターネット上でしか見られないという矛盾」
  • 論文の別刷りは消えていく・・・? - むしのみち

    投稿した論文の出版が決まった後に、出版社に注文しておくと、自分の論文のページだけが印刷されたものを冊子として何部でも購入することができます。これを「別刷り(抜き刷り:offprint)」と呼んでいます。 この別刷りを購入するというのは、研究者の間ではとても一般的な行為でした。過去形で書いたのは、現在この別刷りを買うということがどんどん少なくなっているからです。 一昔前に論文を読もうとすれば、図書室に届いた雑誌から論文を探してコピーするか、著者にハガキ(または電子メール)で請求して別刷りを送ってもらっていました。しかし、インターネットの普及によって、最近では、研究所や大学が契約している出版社から論文をPDFという形でダウンロードして入手するか、著者に電子メールを送って論文のPDFを送ってもらうようになりました。 私自身は10年くらい前から論文を読んだり書いたりするようになったわけですが、ちょ

    haseharu
    haseharu 2010/02/05
    別刷の調査とかないかな。「現在周囲(ハワイ)の研究者を見渡しても、別刷りを購入して配っている人はいません。論文が出版されたらそのPDFを送ってくれるので、別刷りからPDFへと完全に移行しているといえるでしょう
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