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ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (3)

  • 「職人国家」のステータスは維持できるか…=「私の履歴書」 | 本石町日記

    田淵野村証券元会長の「私の履歴書」が終わった。印象的だったのはやはり最終回で、具体的には以下の部分である。 ・今も「(80年代のバブル崩壊前夜と同様に)海の色が変わった」という胸騒ぎを覚える→ドルを基軸とする管理通貨制度の終えん ・日は「職人国家」としてそれなりのステータスを保っていける→金融立国は幻想である このエントリーでは職人国家論を取り上げたい。長年、金融カーストの下位に甘んじ、大蔵省を頂点とする資主義計画経済の金融に息が詰まる思いをし、また「日人には外国人を使いこなせない」ことを痛感している方なので、日が今後も「職人国家」として生きていくしかないとの思いが強いのは良く分かる。履歴書では「軍事力も持たずに『金融立国』の幻想を抱いている人は幻滅するかもしれないが…」と述べているが、これは正論だ。 私も田淵氏の主張に概ね同意するものだが、職人国家としてのステータスがどの程度維持

    hasenka
    hasenka 2007/12/05
    変わる人がいない技術には松坂並みの報酬が必要
  • 「バブルは防げない」と私も思う | 本石町日記

    日経新聞(29日付)にグリーンスパン前FRB議長のインタビューが掲載されていた。興味深かったのはやはりバブルに関するところであった。印象に残ったのは以下のところ(日経さん、お借りします)。 ・バブルを予想したり、それを正常な状況で取り除くのも不可能 ・(最優秀のセントラルバンカーの一人である)キング総裁(英中銀)ですら(ノーザンロックの件で批判されるなど)問題をうまく乗り切れないなら、誰にもできない ・(金融を強烈に引き締めて)経済を不安定にしない限り、バブルの台頭を止めるのは不可能 ・中銀にできることは皆が思うより限られている もとより、住宅バブルを作ったとの批判もあるだけに、グリーンスパン氏の発言は自己正当化と取られかねない面もあるが、私自身は上記のポイントには賛同するところである。バブルは、それがシャボン玉のような泡であるなら、ポンと弾けてしまうものであり、困ったことに弾けて初めてバ

    hasenka
    hasenka 2007/10/01
    国が関与すればバブルがはじけた原因が国に求められてしまう
  • アルミ価格が1g=1円を突破すると… | 本石町日記

    1円玉が流通しなくなる可能性が高いのだろう、とふと思った。アルミ価格は現在1kg400円弱程度のようで、まだまだ額面突破には余裕はあるが、仮に突破しちゃったら財務省(造幣局)・日銀はどう対応するのだろう。ニーズはあるだろうから発行停止するわけにはいかないし、かと言って製造したとしても、1円玉が1円以上で売れるなら、アルミ鋼材に化けていくだろう。 ところで、私はうかつにも知らなかったのだが、1円玉の製造コストは大分前から1円以上になっていたのですね。逆ザヤで1円玉を作っていたとは…。ということは、財務省としてはシニョリッジ確保の上ではあまり1円玉を作りたくない、というインセンティブが働く。財務省が日銀に貨幣を売却する際(貨幣の通貨発行益はまさに額面から製造コスト引いたもの)には、1円玉のロスを埋めるために高額貨幣を抱き合わせている構図に見えるなあ。 スイカとパスモの連結は貨幣(小銭)流通を減

    hasenka
    hasenka 2007/05/16
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