米首都ワシントンのホワイトハウスで、銃規制のための大統領権限行使を発表し、涙を流すバラク・オバマ大統領(2016年1月5日撮影)。(c)AFP/JIM WATSON 【1月6日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は5日、米国で頻発する銃による暴力事件への対策として、大統領権限を行使して実施する限定的な措置を発表した。オバマ氏は涙を流しながら、さらに意義ある制度改革に反対する議会を罰するべきだと、国民に訴えた。 オバマ大統領は、銃による暴力事件の被害者や犠牲者の遺族に囲まれて演説を行った。その頬を涙が伝ったのは、2012年12月にコネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)の小学校で発生し、児童20人が犠牲になった銃乱射事件について言及した時だった。 「その子どもたちのことを考えるたびに、怒りが込み上げてくる」と言って涙を拭った大統領は、「
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