ブックマーク / www.advertimes.com (17)

  • 読売オンライン・R25・SmartNews……激論!歴史の証言者たちが語る、ネットニュース20年史

    嶋:読売新聞のYOMIURI ONLINE、朝日新聞のアサヒ・コム(2012年に朝日新聞デジタルにブランド名を変更)が誕生したのが、1995年。早いもので、日の巨大メディアがネットニュースに参入してから、今年で20年になるんだよね。 中川:あっという間でしたねぇ。そして翌年には、すぐにYahoo!ニュースも誕生しています。新聞社や通信社から配信を受ける形でニュースを形成し、トピックス編集部だけを構えるというスタイルは衝撃的でした。 嶋:ちなみにYahoo!ニュースには、現在1日に4500、200ほどのメディアからニュースが集まっています。今はソーシャルメディアが登場したり、スマホにおいてGunosyやSmartNewsが登場するなどヤフトピ一強時代から新たな変化が生まれていますが、このYahoo!ニュースなしに日のネットニュース史は語れないよね。そのヤフトピが誕生したのが1998年の

    読売オンライン・R25・SmartNews……激論!歴史の証言者たちが語る、ネットニュース20年史
  • 〈広く告げる〉をやめた「広告」の新しい形とは?(後編)——東浩紀×須田和博(博報堂)×廣田周作(電通)

    東:僕は、このゲンロンカフェをもう2年やっているんですね。その経験から、どういうイベントや登壇者だとどのくらい人が入るかというのがわかります。そこで思うのは、一定のコンテクストが共有されている空間をつくると、そこでポルノみたいな、わかりやすい身体性で動かすようなことをやれば、かえってみんな引いてしまうんです。一方で、グローバルマーケットのようなコンテクストの共有概念がない空間であれば、ポルノが勝ちます。つまり、市場の性質はスケールに規定されていて、スケール次第で勝つものが決まると思うんですね。だから、これは僕の持論ですが、出版市場なんかも、100万部売れるものと1万部が売れるものとのスケールで、マーケットを分断するべきだと思うんです。これまでは、マーケットの切り分けをあまり考えなくても、何となくそうした調和があった。でも今は、それがなくなっているからこそ、意図的にスケールを規定するというの

    〈広く告げる〉をやめた「広告」の新しい形とは?(後編)——東浩紀×須田和博(博報堂)×廣田周作(電通)
  • 〈広く告げる〉をやめた「広告」の新しい形とは?(前編)——東浩紀×須田和博(博報堂)×廣田周作(電通)

    廣田:僕から見た須田さんは、もともとアートディレクターで実績を積まれていて、ここ最近はさまざまな形でクリエイティブの可能性を追求されています。今回は、表現の話はもちろんですが、どうすれば実際に人を動かせるのかという視点を軸に、議論できればと思います。議論に入る前に、今日の話の前提となることを少しお話ししますと、今、広告業界で働いている人たち全般に言えることですが、「私たちは広告をつくっている」と言うことに、どこか違和感のあるような雰囲気が漂っています。広告会社にいるのに、広告をつくっていることを、どこか照れているというか、斜に見ているというか、とにかくこれまでの“広告っぽいこと”をしたくない、という雰囲気があるんです。その象徴的な事例が、カンヌの広告祭です。じつは、世界的な広告のアワードだった「カンヌ国際広告祭」は、2011年に「広告」という文字がとれてしまい、「カンヌライオンズ 国際クリ

    〈広く告げる〉をやめた「広告」の新しい形とは?(前編)——東浩紀×須田和博(博報堂)×廣田周作(電通)
  • 新聞記者が、本気でネットニュースの記事を書いてみた (第一夜:朝日新聞社「withnews」奥山晶二郎さん)

    ——月刊『広報会議』では2014年の秋から砂流さんと「ウェブメディア編集部訪問」という連載を展開していまして、もう9回ほどになりますね。 砂流:これまでハフィントンポスト、Aolニュース、LINE NEWS、ねとらぼ、週アスPLUS、@DIME、東洋経済オンラインの編集部にうかがいました。その中のひとつが、日のゲストである朝日新聞の「withnews」です。 ——というわけで、この「ウェブメディアの夜会」第一夜のゲストは朝日新聞「withnews」の奥山晶二郎さんです。宜しくお願いします! 砂流:いまウェブPRの界隈では、当に「withnews」はアツイんですよ!! 奥山:ありがとうございます(笑) 砂流:誌面に書けなかった裏話の数々もあるので、今日は2時間かけてお話していきたいと思います。 ——そもそも、この連載を始めたきっかけとして、「ウェブメディアの編集部と企業の広報サイドには妙

    新聞記者が、本気でネットニュースの記事を書いてみた (第一夜:朝日新聞社「withnews」奥山晶二郎さん)
  • 東浩紀×菅野薫×廣田周作「データベースが支配する世界で広告はどう形を変えるのか?」

    データに注目が集まる今、広告の形はどう変わって行くのか? 広告が捉えるべき「欲望」はどこにあるのか? 作家で思想家の東浩紀氏が、「広告」というテーマに切り込んだ。 電通の菅野薫氏、廣田周作氏と4時間におよんで縦横に語り合ったトークショーのダイジェストをお届けする。 トークショーは東氏がプロデュースする東京・五反田の「ゲンロンカフェ」で行われ、ニコ生でも中継された。 廣田:電通内でソーシャルリスニングを元に、企業のデジタル領域の戦略策定やソーシャルメディアの活用コンサルティングをしています。東さんとは、2008年の「ゼロアカ道場」(東氏が参加した講談社の新人批評家育成プログラム)で出会って以来のご縁です。2011年に発売された東さんの『一般意思2.0』には、感銘を受けました。「人々の無意識を現代の情報技術を駆使することで可視化し、それを政治に反映することこそが一般意思の実現につながる」…自分

    東浩紀×菅野薫×廣田周作「データベースが支配する世界で広告はどう形を変えるのか?」
  • アメリカの高校生に聞いてみた。「いま、ホットなソーシャルメディアはなに?」(1)

    米国で日企業のブランディングなどを手掛ける結城喜宣さんと高校生の娘・凛子さん(17歳)が、日常的に繰り広げられるデジタルライフをレポートします。フェイスブックやビデオチャットを使いこなす、アメリカ女子高生のインサイトとは? 日にも出現しつつある、“デジタルネイティブ”のリアルに密着します。 高校生約100人にリサーチ「ソーシャルメディアの利用実態」 7月中旬。カリフォルニアの高校生が夏休みに入って1カ月が経つ。高校の夏のプロジェクトというわけではないが、このコラムのために娘に簡単なアンケート調査を行ってもらうことにした。 というわけで、4回目のコラムは、高校生の娘が担当することになった。彼女がSurvey Monkey(サーベイモンキー=オンラインの調査ツール)を使って周辺の高校生に行ったソーシャルメディアの使用における調査結果を発表したい。文は彼女自身のものであるが、小学校5年から

    アメリカの高校生に聞いてみた。「いま、ホットなソーシャルメディアはなに?」(1)
  • エンゲージメントは「広告」ではなく「コミュニケーション」で生まれる。―「ニコニコ動画」さんとの対談(1/3)

    今回は、雑誌「宣伝会議」の谷口編集長にドワンゴコンテンツ 広告営業部 部長 岡村裕之さんとの対談をセッティングしていただきました。対談を通して、クライアントはメディアに、広告代理店に、どのようなことを期待しているのか? そしてそのような中、エージェンシーのプロデューサーとしてどのような価値を提供できるのか? そういったことを探ってみました。 ※盛り上がったので、全3回に分割し、これから毎週月曜日にアップしていきます。 梅田:広告業界が発展するにつれて、メディアの広告販売代理という立場から、クライアントへのソリューションの提供、あるいは各種コンテンツのエージェント機能やビジネスのプロデュースなどと様々な形に機能分化してきましたが、ここで改めてメディアと広告代理店との関係性について考えてみたいと思います。 クライアントにとっては、そこにマーケティング価値があるから広告費を掛けるわけで、その意味

    エンゲージメントは「広告」ではなく「コミュニケーション」で生まれる。―「ニコニコ動画」さんとの対談(1/3)
  • 技術はコンテンツに対し中立でいられるのか?~CD1枚74分とサビ頭ポップソングにその真髄を見る~

    今回は、技術が規定する環境(アーキテクチャー)とコンテンツ内容の関係について話したいと思います。 今から約30年ほど前、国内ではじめてソニーからCDプレーヤー1号機が発売され、CDソフトの販売も始まりました。この件には、単に「ステレオ機器と音楽ソフトの流通形態にまつわる話」を超える深い意味合いがあります。技術とコンテンツの関係を考えるうえでの、基事例として、ぜひ紹介したいと思います。 音楽というものは、それ自体は手にとって触ったりできないものです。それ故、その内容を録音した物理的なパッケージ技術が、それを商品として流通させるために必要とされてきました。しかし、物理的なパッケージや録音形態が変わること、具体的には、「アナログ盤からCDへと変化すること」は、来的ならば、あくまでミュージシャンと聴き手をつなぐ「流通形態」つまり、音楽を届けるパイプの変化の話にすぎないはずです。 つまりアナログ

  • AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

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  • 【インタビュー:チームラボ 猪子寿之氏】デジタル表現を支える哲学――生命は生命の力で生きている

    チームラボ代表取締役社長 猪子寿之(いのこ・としゆき) ――ヴェネツィア・ビエンナーレに「生命は生命の力で生きている」を出展し、反響はいかがでしたか。 チームラボ代表取締役社長 猪子寿之(いのこ・としゆき) チームラボは2001年に東京で活動をはじめたウルトラテクノロジスト集団。プログラマー、ネットワークエンジニア、デザイナー、ロボットエンジニア、建築家、CGアニメーター数学者など、様々なスペシャリストからチームが構成され、テクノロジー、アート、デザインの境界線をあいまいにしながら、ウェブか らインスタレーション、ビデオアート、ロボットなど、メディアを超えて活動。 海外からの反響は日以上にすごくよかった。ヴェネツィア・ビエンナーレの前に、4月9日から5月8日まで、カイカイキキ ギャラリー台北でチームラボの個展『生きる』を開催し、その後6月にはスイスのバーゼルで行われたアートフェア、『V

    【インタビュー:チームラボ 猪子寿之氏】デジタル表現を支える哲学――生命は生命の力で生きている
  • 「電通を退職する方法」

    はじめまして、伊藤春香です。 ネット上では、学生時代からはあちゅうと名乗っています。 先月、大学卒業以降2年半お世話になった電通を退社しました。 辞めるにあたってあらゆる人から 2つの質問を受けました。 1つめは言わずもがな 「なぜ(WHY)辞めるの?」 そして2つめは、 「会社ってどうやって(HOW)辞めるの?」 です。 1つめの「なぜ」は、個人ブログに書いているのでそちらをご参照頂くとして、 今回は、会社を辞めたことのある人しかわからない、 だけどきっと辞めたことの無い人にとっては未知なる世界であるはずの2つめ 「どうやって」について書いてみたいと思います。 私が会社を「辞める」と決めたのは9月12日。 前日の9月11日に転職のオファーを頂きましたが、 その可能性について全く考えたことがなかったので、 その時点では、まだ少し迷っていました。 翌日、9月12日の朝。 いつものように会社に

  • ネットでウケるものは「人間」を理解しなくては理解できない

    これまで3ヶ月ほど「これがネットでウケた理由はかくかくしかじか…」などとエラソーに言ってきました。すいません。実際のところ必ずしも私の分析が正しいか、という点において100%の自信はないのですが、多分「経験」によって少しは精度が上がる、ということは言えるかと思います。 これまで5年3ヶ月、ほぼ毎日(正月休み除く年間360日ほど)ネット上で発生していることを見てはニュースにするという仕事をしてきました。その後、編集する媒体も増え、扱う記事もどんどん増えていきました。そうなると、どれだけバカであっても、何がウケるのか、というものがぼんやりと分かってきます。また、「これは鉄板」というネタもよく分かるようになります。 ウェブサイトというものは、人に来てもらわなくてはいけません。「見出し」や扱う「テーマ」、「時流」、「誰が言うか」など、来てもらうための要素は様々ですが、そこを見極める(いや、予測する

  • 津田大介氏の拡散力から学ぶ「想定読者」と「その先の読者」

    これまで「ネットで流行る『ネタ』」について色々と書いてきましたが、ネタ以外に重要なのが「どこにリンクが貼られるか」という点です。言い換えれば「誰に紹介してもらうか」ということでもあります。 大手ポータルや2ちゃんねる、芸能人ブログなどにリンクが貼られると多数のアクセスがあるわけですが、現在発売中のカルチャー誌『ケトル』(太田出版)10月号に気になる記述がありました。「ITの話はビールを2杯飲んでから」という鼎談内でコンデナスト社のデジタルカントリーマネージャーである田端信太郎さんがこう語っています。 「実は最近『GQ』のサイトのトラフィックを見ていて驚いたんですが、津田さんがTwitterで紹介すると直後20分間くらいすごくアクセスが増えるんですよ!Yahoo!トピックスのサブカテゴリとかで紹介されるより、津田さんのRTの方が波及力がある」 津田さんが紹介し、圏外だったブログが154万52

    津田大介氏の拡散力から学ぶ「想定読者」と「その先の読者」
  • ニューヨークに転勤して初出社したら、席がなかった。

    自分の席は自分で手に入れる 引越しの荷物が入った重いスーツケースを3つ、でこぼこの歩道を大道芸人がジャグリングするみたいにごろごろ転がしながら、汗だくで到着したマンハッタン。いろんな期待とか不安とかと一緒に出社してみたら…どこにも自分の席がなくって。もう色んなことが一気に吹っ切れて始まったニューヨーク仕事生活。もうイチからやるしかない。 すみません申し遅れました。初めまして、佐々木康晴と申します。電通で、主にデジタル系のクリエイティブを担当しています。今回、ひょんなことからニューヨークにある電通アメリカに異動になり、この地で、日にいたときと同じような仕事にチャレンジすることになりました。こっちのみんなの働き方は、日とどう違うのか。日のクリエイティブが、海外でそのまま通用するのか。そしてニューヨークのデジタル事情はどんな感じなのか。こっちにはどんな面白い会社があって、どんなすごい奴がい

    ニューヨークに転勤して初出社したら、席がなかった。
  • 「ツイッター、フェイスブック、mixiの違いは?」 ソーシャルメディアのユーザー調査

    デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)では今年3月、ソーシャルメディア実態調査を実施。その結果、現在の利用実態他、ツイッター、フェイスブック、mixiの各サービスごとのユーザー特性の違いが見えてきた。 3サービスの利用の重複を聞く設問では、mixiユーザーはmixiのみを利用する人の比率が高く35.8%。そこにツイッターのみ利用(23.1%)、フェイスブックのみ利用(6.4%)が続いた。また3サービスすべてに加入しているユーザーは全体の9.0%であることがわかった。調査を担当した同社、メディア部・ソーシャルネットワーク部の川下のぞみ 氏は「ひとつのサービスのみ加入しているユーザーは全体の約65%。各サービス利用者の重複は少ないことがわかった」と分析する(グラフ1参照)。 ※クリックすると画像が拡大表示されます。 また、各サービスごとに投稿する理由を聞いた設問ではフェイ

    「ツイッター、フェイスブック、mixiの違いは?」 ソーシャルメディアのユーザー調査
  • 中南米・アフリカの海賊版DVD売り場から見る、日本のアニメコンテンツの可能性

    僕は昨年の5月に日を離れて、フィリピンで3カ月間英語を勉強し、その後アメリカへ渡りました。アメリカの後は中米、南米、アフリカと途上国や新興国を中心に巡ってきました。今はスイス、オーストリアを経てドイツにいます。 海外でのアニメや映画の不正入手事情についてですが、以前のコラムにも書いたように、海外での海賊版での販売が目立ちます。僕がこれまで旅してきた国で、海賊版が路上で売られていない国のほうが珍しかったです。ほとんどの途上国、新興国では海賊版DVDが蔓延していると言っても過言ではありません。 今回はその中でも路上ではなく、店舗としてビルの中にギッシリと海賊版DVDを取り扱っている場所がいくつかあったので現場をご紹介します。

    中南米・アフリカの海賊版DVD売り場から見る、日本のアニメコンテンツの可能性
  • 2011年広告界占う10のトレンド――JWT発表

    米広告会社ジェイ・ウォルター・トンプソン(JWT)日法人は、06年から毎年発表している、その年の「10大トレンド」の2011年版を発表した。トレンドの内容はJWTニューヨーク社のトレンド調査チームが、各国の同社プランナーの視点や調査結果と、小売りや、メディア、テクノロジー、学術界などにインタビューしたもの。これに日の状況を踏まえた視点を加えた。 2011年10大トレンドのキーワードは次のとおり。 「この世のすべてはゲーム」 「急(せ)き立てる経済」 「コミットメント不在の文化」 「べて、祈って、テクノロジーして」 「脱ハイテク」 「小売店の第3空間化」 「独創的な都市再生」 「衝突する世界」 「超パーソナライゼーション」 「自己管理の外注化」 1.「この世のすべてはゲーム」 ブランドのコミュニティーやコンテンツ、キャンペーンなどへの消費者の関与を促すため、ゲームの仕組みを取り入れて

    2011年広告界占う10のトレンド――JWT発表
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