ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏は、8月3日に開催された決算会見で、同社が身売りを検討しているという一部報道に対して、「そのような事実は一切ない」と否定。一方で、「各社と事業提携することは日常的に行っている。将来的にその中から資本の話が出ることが、もしかしたらあるかもしれない」とも語った。 ミクシィの2012年度第1四半期(2012年4~6月期)の業績は、売上高が前年同期比18.5%増の35億3900万円、営業利益が同162.5%増の8億8900万円、経常利益が同212.2%増の8億7100万円、純利益が同282.4%増の5億6200万円で、増収増益となった。 ゲームを中心としたアプリ課金売上が堅調に推移したことで増収となった。広告売上は、スマートフォン広告が順調に拡大したものの、フィーチャーフォン広告の売上が減少している。「mixiゲーム」についてはスマートフォン向けのタイトルが増加。
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