新型コロナウイルス対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれ、感染や医療体制についての最新のデータをもとに、感染状況が深刻な沖縄県の状況など、今月20日に期限となる緊急事態宣言の効果や、拡大が懸念されるインドで広がる変異ウイルス「デルタ株」などの感染状況についての分析などが行われています。 専門家会合では、感染状況や医療体制のひっ迫が深刻な沖縄県の状況や、東京都や大阪府などの直近の人出や感染の状況のほか、今月13日にまん延防止等重点措置の期限となる群馬県と石川県、熊本県の状況などの分析が行われています。 会合で示された資料によりますと、新規感染者数は8日までの1週間では、前の週と比べて ▽全国では減少していて0.70倍、 緊急事態宣言が出されている地域では ▽北海道は0.55倍 ▽東京都は0.76倍 ▽愛知県は0.64倍 ▽京都府は0.88倍 ▽大阪府は0.74倍 ▽兵庫県は0.6