(山田敏弘・国際ジャーナリスト) 2023年8月4日、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC=ニスク)がデータ漏洩を報告した。5000通ほどの電子メールが漏洩した可能性があると報じられている。 NISCによる公式サイトでの発表を見てみると、こういう顛末だった。 「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の電子メール関連システムに対し、不正通信があり、個人情報を含むメールデータの一部が外部に漏えいした可能性があることが判明しました」 その上で、「これは、メーカーにおいて確認できていなかった電子メール関連システムに係る機器の脆弱性を原因とするものであると考えられ、同様の事案は国外においても確認されています」としている。 被害者はサイバーセキュリティ対策の「司令塔」 NISCは公表していないが、このメーカーとは、アメリカの「Barracuda Networks(バラクーダ・ネットワークス
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