最近ネット界隈で、「オブジェクト指向は必要か」という議論が盛り上がっています。自分も便乗して、意見表明しておこうと思います。 ■ オブジェクト指向は便利です 結論から言うと「現在のところ、オブジェクト指向は設計、実装、単体テストを包括的にサポートすることのできる唯一の手法なので、積極的に利用するべき」ということです。例えば、設計にはUML、実装には各種OO言語、単体テストはxUnit(あるいはそのクローン)が揃っています。システム開発を一貫して一つの概念で押し通せるので、とても便利に感じています。個別のフェーズでは、例えばOOで設計するのかDOAで設計するのか、OO言語で実装するのか関数型言語で実装するのかなどといった選択肢はあります。それぞれの箇所では他の手法に負けるかもしれませんが、総合的なバランスにはオブジェクト指向に一日の長がありそうです。 ■ オブジェクト指向に反対する人の意見へ