新NISAは配当金、分配金、売却益(譲渡益)といった運用益にかかる税金が一生涯ゼロになる制度。一生涯非課税で運用できることで、脚光を浴びているのが配当利回りの高い「高配当株」です。 今回は、そんな高配当株に手軽に分散投資ができる「米国高配当株ファンド」を徹底比較しました。 そもそも高配当株って何? 高配当株とは、配当利回りの高い株のことです。配当利回りは、株価に対して年間でどのくらい配当金を受け取れるかを示す指標。「年間配当金÷株価×100」という式で算出できます。配当利回りは3%を超えると高配当といわれます。 たとえば、高配当株で有名な米国大手通信会社AT&T(T)の場合、配当利回りは1.11ドル(2024年予想)÷16.92ドル(2024年5月1日終値)×100=6.56%と計算できます。 ちなみに、米国株の配当利回りの平均は、次の表のとおりです。 <米国株の配当利回りの平均> 全米株