デジタル・モックアップ(DMU)は、製品の設計内容を 検証するためのコンピュータ内の仮想的な試作品。 DMUツールは、3D-CADに比べて操作が容易で、 多くの部品で構成する製品の検証もやりやすい。 生産技術面での検討機能も充実し、 VR(仮想現実感)技術の応用も始まった。 コンピュータの中の仮想的な試作品、いわゆるデジタル・モックアップ(DMU)は、部品間のクリアランスが十分あるか、製品が無理なく動作するか、容易に組み立てられるかといったことをデザインレビュー(DR)などの場で検証するのに用いる。このような検証目的で、3D形状処理技術を基に開発されたのがDMUツールである(一覧表)。