「餃子の王将」チェーンを展開する王将フードサービスは、同チェーンの全店舗で販売する餃子(1皿6個入り)を5月1日より21円値上げすると発表した。これにより、餃子の価格は、東日本地区が231円(現在は210円)、西日本地区が210円(同189円)となる。 餃子の価格は10年以上据え置いてきたが、諸原料の高騰傾向がとどまらず、自社努力では対応できない状態になった、と説明する。餃子の王将は、2月1日に持ち帰り用容器の有料化にも踏み切っている(関連記事)。 なお、政府は2007年に輸入小麦の売渡価格を2回改定し、さらに2008年4月1日に30%の値上げを実施した。こうした状況から、小麦粉や小麦粉2次加工品を値上げする動きが相次いでいる(関連記事:日本製粉、昭和産業)。 ■関連情報 ・王将フードサービスのWebサイト http://www.ohsho.co.jp/