これほど「叩けば埃の出る」政治家も珍しいだろう。 週刊誌のインタビューで、「(35年前から)原発は過渡的なエネルギーだと思っていた」と語ったらしい小沢一郎は、20年前の青森県知事選挙で六ヶ所村の「核燃料サイクル基地建設推進派」候補を死力を尽くして応援していたのである。 横板に雨垂れ 小沢一郎氏はどのような政治家なのか? に、下記の書物の中の記述が引用されている。 原子力事業に正義はあるか―六ヶ所核燃料サイクルの真実 作者: 秋元健治出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2011/06/01メディア: 単行本 クリック: 40回この商品を含むブログ (4件) を見る 以下引用する。 …… 1989年の村長選挙を境に、六ヶ所村の「反核燃」派の結束は失われ、その運動は急速に力を失っていく。 その原因は、土田村長の政治的裏切りの結果だけではなかった。核燃料サイクル基地建設工事、それに関連する公共工