局アナに「看板」を背負わせるのは酷だったか――。テレ朝局内ではそんな声が漏れ始めているという。富川悠太アナ(40)が古舘伊知郎氏から「報道ステーション」のメインキャスターを引き継いだのは昨年春。だが、大抜擢から1年を待たずに、優等生すぎる「夜の顔」には予想外の数字が突きつけられていた。 *** 「上期最大の収穫のひとつは報道ステーションのリニューアルが成功したこと」 昨年9月、テレ朝の早河洋会長はそう胸を張った。 確かに、昨年度「上期」の平均視聴率は古舘時代と変わらない11・4%を記録。日によっては13~14%台を叩き出すことも珍しくなかった。ところが、 「ここ最近、目に見えて数字が急降下しているのです。特に、1月はかなりひどい」 テレ朝関係者はそう打ち明けるのだ。 たとえば、4日の視聴率は過去最低クラスの6・7%。裏番組が新年のバラエティ特番に占拠されていたとはいえ、「看板