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literatureとrailwayに関するhatayasanのブックマーク (4)

  • 宮脇俊三を語りたい。その2 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    2006-12-13宮脇俊三を語りたい。その1 まず、「ネタの多彩さ」。彼の著作一覧を見れば、一目瞭然である。 ほとんどの作品が鉄道紀行を対象としていることから、宮脇ってどれを読んでも同じじゃないの……と誤解を持っている人が少なくない。でも、各単行のテーマって、一冊一冊違うんだよね。これって案外凄いことである。 単に売れることや楽することを考えたら、『時刻表2万キロ』と同様の国鉄ローカル線乗りつぶしネタを繰り返せばよい。事実、80年代にはそうした類書が山ほど再生産され、それなりに売れていた。 でも、宗家元の宮脇はそうした流れと一線を画していた。あるときは私鉄ローカル線、あるときはソ連紀行、あるときは終着駅探訪……と微妙に焦点をずらしていく。さらには、ミステリーや歴史紀行など、新ジャンルにも挑戦している。前作の二番煎じは潔しとせず……という真摯な姿勢、そして宮脇なりの自負がそこに見え隠

    宮脇俊三を語りたい。その2 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
    hatayasan
    hatayasan 2008/10/05
    「たぐいまれな観察眼、そしてシニカルな物の見方。そこに宮脇紀行の真価が発揮されている。」
  • 宮脇俊三を語りたい。その1 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    今月、宮脇俊三に絡むが2冊出るというので、彼と作品についての私見を述べてみたい。 宮脇俊三の文章って気持ちいい。通勤電車に揺られていても、ベッドに寝転がっていても、ひとたびページをめくると、鉄道と旅の楽しさに彩られた宮脇ワールドへと読者を誘ってくれる。 けど、彼の作品を評価するのは難しい。書評とか文庫の解説では、「軽妙なユーモア」、「滋味あふれる作品」、「効率主義の現代社会への批判」とかなんとかそれらしいことが書いてある。マニア系の読者は「鉄道旅行の神様」とか「内田百輭、阿川弘之と並ぶ三代紀行作家」とか、やや安直な評価を行う。 たぶんそんな側面もあるのだろう。 ただ、ユーモアや批判を期待してわれわれは宮脇を読んでいるのではない。レッテルを貼って神格化するのも不毛な話だ。正直、宮脇俊三の人となりとか旅先での行動とかについて語られることは多かったが、彼の作品そのものを語る文章に触れること

    宮脇俊三を語りたい。その1 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
    hatayasan
    hatayasan 2008/10/05
    ウェブで読める宮脇俊三氏の研究資料。まだブックマークしてなかった。
  • Happy Days # |宮脇俊三と鉄道紀行展

    < 2024年03月 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >

    hatayasan
    hatayasan 2008/10/05
    「最長片道切符の旅」を小学生の頃に借りて鉄道旅行に目覚めたのを思い出しました。ローカル線の旅もいいなあ。
  • 宮脇俊三を語りたい。その3(後段は別な話) - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    2006-12-13 宮脇俊三を語りたい。その1 2006-12-14 宮脇俊三を語りたい。その2 最後の「文章技術の妙」……これを書く力量も資格も私にはない。 そこで安直だが、宮脇が記した文章論を紹介してみよう。引用元は阿川弘之『南蛮阿房第2列車』(新潮文庫版)に所載されている宮脇の解説文である。 ここで宮脇は、『阿房列車』の伝統を引き継ぐ汽車好きの先達として、そして傑出した文才を駆使する先輩として、阿川へのオマージュを連ねる。 その上で、 句読点の使い方、体言止めの妙、硬い語と軟らかい言葉の使い分け、絶句してからの転調の技、程よい改行と会話の挿入、便利で安易な接続詞の排除等々、すぐれた日語の醍醐味に溢れている。 と賛辞を送る。 この評を踏まえて、改めて宮脇作品を読み返すと、いろいろと見えてくる物がある。内田百輭に阿川弘之、そして宮脇俊三。三代に渡って受け継がれてきた鉄道紀行の流れがそ

    宮脇俊三を語りたい。その3(後段は別な話) - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
    hatayasan
    hatayasan 2006/12/18
    「自分が「今、ここにいる」理由を突き止めてみたいという思惑もある。「ここ」とは、もちろん鉄道趣味の世界である。そこに僕を導いてくれたのは他ならぬ宮脇だ」
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