タレントのデヴィ・スカルノさん(デヴィ夫人)がブログに掲載した大津市立中のいじめ問題に関する画像に写っていた女性が、「無関係なのに加害少年の母と誤信された」として、夫人に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が17日、神戸地裁であった。工藤涼二裁判長は名誉毀損(きそん)の成立を認め、165万円の支払いを命じた。デヴィ夫人は自身のブログで控訴の意向を明らかにした。 原告は兵庫県宝塚市の50代のスタイリスト。判決によると、デヴィ夫人は2012年7月10日、インターネット上から引用した女性の写真画像に、加害者とされる少年の母親を非難する文章をつけてブログに掲載。その後にこの記事から写真を削除した。