東証マザーズに上場するストリーム株をめぐる金融商品取引法違反(相場操縦)事件で、関係者6人が警視庁捜査2課により逮捕された(逮捕者数は10月25日現在)。背後に張り巡らされた複雑な人脈をたどっていくと、現在進行中のものも含め数多くの事件や不祥事、不審な動きが浮かび上がってくる。ストリーム事件はそれらの氷山の一角にすぎない。 相場操縦はストリームの創業者である劉海涛前社長(10月17日付で取締役も辞任)の保有株も使い複数の手口で行われていた模様だ。実際の売買を担当していたのは、笹尾明孝、高橋利典、本多俊郎の各容疑者、それらに資金を提供する側として松浦正親、佐戸康高、四方啓二の各容疑者が動いていたとみられている。 笹尾、高橋、本多の各容疑者は過去に経済事犯で摘発されたことがあり、仕手筋としてよく知られた面々。不振企業に接近してエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)を持ちかけ、株券を乱

