ベルギーの国民食といえば、カリカリに揚げたフライドポテト“フリッツ”。 子どもから大人まで愛されているフリッツを、ベルギーでは半数以上の人たちが、週に一度は食べているという。 ところが、週に一度では足りなくなってきているようだ。 新型コロナウイルスの影響で大量に余ったじゃがいもに頭を抱えたベルギーのじゃがいも協会が、少なくとも週に2回はフライドポテトを食べるよう国民に求めている。 新型コロナウイルス感染拡大防止のために、3月半ばからロックダウンに入ったベルギー。 フリッツが最も食される場所であるレストランやバーも営業中止になったため、じゃがいもの消費量が大幅に落ちた。 ブリュッセルタイムスによると、ロックダウンになってから約75万トンのジャガイモが余剰になっており、倉庫に大量に残るじゃがいもに、生産者たちは窮地に立たされているという。 ベルギー政府は4月24日、3段階のロックダウン緩和計画
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