スピリチュアリストの江原啓之さんと聖心会シスターの鈴木秀子さんによる対談本『日本人の希望』(講談社)が話題だ。“幸せの処方箋”を提示するこの本の冒頭で江原さんは、これから自殺者が増えるだろうという危惧を語ったが、今夏以降、自殺者が急増。江原さんの危惧は現実のものとなってしまった。 いま、自殺を防ぐにはどうすればいいのか、江原さんと鈴木さんに改めて対談をしてもらった──。 鈴木:自殺を考える人の多くが、誰かと自分を比べて絶望的な気持ちになっているようですが、自分を卑下するのは神様に対してとても失礼なことです。なぜなら人は皆、神様の自慢の作品であり、一人ひとり違うようにできているのですから。バラが桜を羨んで落ち込んでいたら、誰もが「馬鹿だなぁ、バラだって美しいのに」と思うでしょう。人も同じです。 江原:おっしゃる通りだと思います。 鈴木:聖書によれば、命というのは神様の愛の溢れとして与えられた
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