巨人3発で広島の優勝決定阻止 10日から東京ドームで直接対決 2枚 「ヤクルト2-5巨人」(9日、神宮球場) この日セ・リーグ唯一の試合で、2位・巨人が快勝。優勝マジックを「1」としている広島の優勝は10日以降に持ち越しとなった。 負ければ広島の優勝が決まる中で、巨人が意地を見せた。初回、先頭打者の長野がヤクルト・デイビーズの初球をいきなり中堅左に10号ソロ。5番・村田が左越えの1号3ランで続き、初回で4点を奪った。四回には亀井に右越え3号ソロが出てリードを広げた。 5点のリードの中、先発・大竹は六回、バレンティンのソロ本塁打だけでしのぎ、7回4安打1失点で6勝目(4敗)。九回に登板した沢村がバレンティンにこの日2本目のソロ弾を浴びるが、3点差で逃げ切り、広島の優勝決定を阻止した。 広島と巨人は10日から東京ドームで直接対決2連戦を行う。広島は勝った時点で、25年ぶり7度目のリーグ優勝が決