岸田文雄首相は31日、閣僚を含め自民党議員と旧統一教会の関係に対して国民の疑念が生じていることについて、自民党総裁として「率直におわび申し上げる」と述べた。資料写真、10日、代表撮影(2022年/ロイター) [東京 31日 ロイター] - 岸田文雄首相は31日、政治への信頼を回復するため「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係を絶つことを自民党の基本方針にすることを表明した。安倍晋三元首相の国葬実施にさまざまな意見や批判があることについては「丁寧な説明に全力を尽くす」と語った。 新型コロナウイルス感染による療養期間を終えたことを機に官邸で記者会見した。首相は、旧統一教会や安倍元首相の国葬などの問題で政治に対する国民の信頼が揺らいでいるとし、自らが先頭に立って信頼回復に取り組むと述べた。 首相は、自民党議員と旧統一教会の関係に対して国民の疑念が生じていることについて、自民党総裁として「