【ソウル=木下大資】朝鮮中央通信は20日、敵基地攻撃能力(反撃能力)保有を含めた安全保障関連3文書の閣議決定に対する、北朝鮮外務省報道官の談話を伝えた。報道官は「われわれがどれほど憂慮し不快に思っているか、実際の行動で引き続き見せる」と日本政府を威嚇した。 談話は敵基地攻撃能力を「自衛権とは全く関係なく、他国領域を打撃するための先制攻撃能力だ」と指摘。決定を支持した米国に対しても「米国が追従勢力を率いて地域の平和と安全を破壊しているので、われわれは戦略兵器部門の最優先5大課題を完遂するため奮闘している」と批判し、日本の安保政策転換を兵器開発の正当化に利用した。
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