林官房長官「成長抑制された」 GDP4位転落 2024年02月15日17時16分配信 記者会見する林芳正官房長官=15日、首相官邸 林芳正官房長官は15日の記者会見で、2023年の日本の名目GDP(国内総生産)がドイツに抜かれて世界4位に転落したことに関し、「わが国経済はバブル崩壊以降、企業は足元の収益確保のために賃金や投資を抑制し、消費の停滞や物価の低迷、さらには成長の抑制がもたらされた」と指摘した。 23年GDP、独に抜かれ世界4位 10~12月は実質年0.4%減、2期連続マイナス 林氏は日本経済の現状について「足元では30年ぶりの水準となった賃上げ、設備投資、株価など明るい兆しが随所に出てきている」と説明。「この流れをさらに加速させて所得増と成長の好循環を実現することが重要だ」と強調した。 林芳正 政治 コメントをする 最終更新:2024年02月15日17時24分